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既存事業
営業のパフォーマンス・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.32)
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”63回目の記事になります。
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普段使っているデスクトップPCがいよいよ限界にきています。このPCは、アメリカ駐在時代
の2003年頃購入したもので、もう6年間使っていることになりますが、CPUの能力とメモリー
容量の関係でもう限界です。最近の現象としては、メールが開けなくなってしまいました
(苦笑)。そこで、新しいデスクトップPCを買おうとネット検索したのですが、あまりにも
いろいろありすぎて、どれを買ったら良いのか、全然分からない状況です。
そんな時に客観的なアドバイスをもらえるサービスがあると良いと思いました。
世の中は情報で溢れているので、今後はこういうニーズが増えそうな気がします。
どういうビジネスモデルにするのかがポイントになるとは思いますが・・・。
さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(25)営業は何名
いるか? 一人当たりの担当顧客数は? 訪問頻度は? 新規顧客開拓数は? に関する
記事を書きたいと思います。
業績が落ちている、もしくは停滞気味の場合、戦略を再構築することも大切ですが、それを
実行する営業マンの行動内容を改善することも非常に重要です。折角、良い戦略があっても
それを実行しないと成果はでません。また、その営業活動が効率的且つ効果的でないと、
思うような成果が上がらないと思います。
通常のコンサルティング会社の場合、戦略構築は行うのですが、その実行はクライアントの
従業員任せのところがほとんどですので、なかなか成果が上がらないのは、ここに原因が
あると思っています。
私のコンサルティングの場合は、戦略構築だけではなく、ハンズオン型の実行支援を行い
ますので、その点で他のコンサルティング会社と差別化しています。
さて、戦略チェックシートの(25)に関して、私は以下の問いかけをしています。
その理由について説明します。
1.営業は何名いるか?
まずは、営業のマンパワーの確認です。私のクライアントのほとんどが営業のマンパワーが
足りない状況に陥っています。そのため、現在は採用に力を入れているところが何社かあり
ます。その場合は、採用面接にも同席するようにしています(前職は、人材紹介会社に在籍
していましたので、採用に関しても得意領域です)。また、外部協力者(個人事業主など)
を私が見つけてくるような動きもしています。
2.一人当たりの担当顧客数は?
これは、担当している顧客数の妥当性をチェックする質問になります。業種やサービス内容
にもよりますが、適切な数字があると思いますので、その点をチェックします。多すぎると
フォローが雑になりますし、少なすぎると営業効率が落ちます。バランスが大切ですね。
3.訪問頻度は?
これは売上に直結する大切な内容です。業績が思うように伸びていない会社は、この訪問
頻度に課題があると思われます。
4.新規顧客開拓数は?
これも売上に直結する大切な内容です。どうしても顧客減少は避けられないと思いますので
減少した顧客以上の新規顧客開拓が必要になります。これが出来ていないと、衰退への道を
歩むことになります。
ちょっと長くなりそうなので、続きは次回のブログで書きたいと思います。
現在は不況の世の中なので、営業が非常に重要です。
営業の責任者の方や事業部の責任者の方、経営者の方は、是非上記4つの問いかけに関して
自社の現状を分析してみて下さい。
では、今週の後半にまたここでお会いしましょう。
P.S.営業に関しては、戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ ~既存ビジネスの梃入れ編~
「第11章:営業の仕事」で詳しく説明していますので、ご興味がある方は、受講されると良い
と思います。
⇒ http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1659
費用対効果(続編)・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.31)
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さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(24)の
”プロモーションの内容とコスト、その成果は?”に関する記事の続編(前回の記事の続編)
を書きたいと思います。
この前、半年以上フォローを継続している見込み客を久しぶりに訪問しました。
いろいろと提案していたのですが、なかなか成約には至っていません。普通の営業なら見切り
を付けて諦めているような見込み客だと思いますが、私は粘り強くフォローしています。
今回は、私のクライアント(情報処理系のベンチャー企業)の社長と一緒に訪問し、最近、
この会社で商品化した顧客満足度調査サービスの紹介をしてきました。
(私のコンサルティングは、ハンズオン型なので、クライアントと一緒に見込み客を訪問し
たりしています。)
私の場合は、商品をいきなり売り込むことはしないので、まずは見込み客のビジネスの現状
と現在の課題に関して、深くヒアリングしました。
そこで、こんな課題(つまり、ニーズ)があることがわかりました。
1.顧客減少率が大きい
2.リスティング広告の費用対効果があまりよくない
まず、「1.顧客減少率が大きい」という課題に関しては、今回紹介した顧客満足度調査が
有効です。なぜ、お客さんは解約してしまうのか、その原因を探る必要があります。
まずは、出血を止めないといけないですね。
恐らく、解約したお客さんは、「そのサービスの必要性がなくなった」か、「満足度が低い
ため他社のサービスへ乗り換えた」かのどちらかだと思いますので、既存顧客の満足度把握、
自社サービスの課題把握、顧客の新たなニーズ把握が非常に重要となります。
従って、顧客満足度調査に関する提案は、すんなり受け入れられ、前向きにご検討頂ける
ことになりました。
問題は、「2.リスティング広告の費用対効果があまりよくない」です。
この見込み客は、結構な金額をリスティング広告に投下していますが、明らかに成果が
上がっていません。新規成約よりも解約するお客さんの方が多いため、売上は減少傾向且つ
リスティング広告代が消えてなくなっているという構図です。
ここで、通常のWEBマーケティング会社であれば、戦術であるリスティング広告のやり方を
変える提案をしがちですが、私の場合は戦略コンサルタントなので、根本的なところから
変える提案をする予定です。
つまり、成約率アップ=①サービス内容の改善(戦略の見直し)×②WEBサイトコンテンツ改善
×③トラフィック改善×④営業対応改善 という提案になります。
恐らく、一般的なWEBマーケティング会社は、③のみの提案、ちょっと良い会社でも②+③の
改善提案になると思います。
この提案が受け入れられるかどうかが楽しみです。
現在、WEBの費用対効果で悩んでいる方は、是非ご相談下さい。こちらから、無料相談の
お申し込みが可能です。
では、今回のブログはここまでにしたいと思います。
また、来週ここでお会いしましょう。
P.S.1:経済産業省後援事業のドリームゲートアドバイザーに就任しました。
ドリームゲートは、起業家を支援する組織です。是非、ご活用ください。
私のプロフィールは、こちらからご覧頂けます。
⇒ http://www.dreamgate.gr.jp/consul/pro/strategy
P.S.2:NLPに催眠と瞑想を組みあわせた新しい能力開発方法があるそうです。
とりあえず、どんなものなのか、情報収集の一環として以下のURLをクリックして
覗いて見て下さい。
⇒ http://tinyurl.com/strategyplan
費用対効果・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.30)
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最近、既存クライアントの業務量が増えたり、新規クライアントが増えたり、メルマガ
読者からの協業提案、無料経営相談のお申し込みなど、いろいろとポジティブな変化が
起こってます。この不況なのにありがたいですね。うれしい悲鳴です(笑)。
このため、一気に多忙となり、コンフォートゾーンから外れた位置にいるような感覚なの
ですが、過去の経験から考えると、こういう時期を乗り越えると自分のキャパが大きく
なり、次のステージへ行けるような気がします。
さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(24)の
”プロモーションの内容とコスト、その成果は?”に関する記事を書きたいと思います。
あなたは、ビジネスにおいてプロモーションにお金をかけていますか?
また、かけたお金に対する成果は、どうでしょうか?
クライアントのコンサルティングをしていると、プロモーションの効果測定をしないで
なんとなく同じプロモーションを続けているケースが目に付きます。
月に数十万円もの投資をしているのですが、問合せ件数や成約などのアウトプットを見る
とあまり効率的なプロモーションではないようです。
では、どのようにすれば良いのか、具体的なお話をしたいと思います。
1.まず、現在の状況を把握、分析することが大切です。そのため、現在のプロモーション
内容、投下コスト、問合せ件数、商談化件数、成約件数などのデータをExcelの表に
まとめます。
例えば、プロモーションの内容で考えられるのは、WEBサイト関係ですね。
①Google AdwordsやOvertureなどのリスティング広告費用
②ネット広告費用(バナー広告やテキスト広告など)
③SEO対策費用
などが考えられます。
それ以外には、ダイレクトメール(DM)、FAX DM、セミナー、展示会などがあると思います
ので、現在実施しているプロモーション内容を全部洗い出して下さい。
2.それから、問合せを一件もらうための費用、一件成約するための費用などを算出すれば
どのプロモーション方法が効果的なのかが一目瞭然です。
3.費用対効果が悪いプロモーションは、思い切って止めて、効果が高い方法に予算を充当
する、もしくは、新しいプロモーション方法を試すなどが有効です。
このように定期的に効果測定を行い、プロモーション方法を見直していくと、費用対効果が
改善されていくはずです。
また、プロモーションにどれくらいお金を投下すべきかについては、是非LTV(顧客生涯価値)
を計算してみて下さい(LTVに関しては、第34回目の記事に記載しています)。
では、今回のブログはここまでにしたいと思います。
また、今週の後半、ここでお会いしましょう。
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