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新規事業 のアーカイブ
ネット通販(ECサイト)の成功方程式とは?
こんにちは!
戦略企画ドットコムの三宅です。
前回からネット通販(ECサイト)に関する
話をしています。
新規事業の一つとして、また、独立起業の
ビジネスモデルとしてネット通販に取り組んで
いる方が多いと思います。
私もアメリカ駐在中にECサイトを構築し
自社製品の販売をしていました。2003年頃の話です。
最近では、支援先がECサイト運営をしています
ので、そのお手伝いをしています。
そこで、今回は、ネット通販の成功方程式に
関する記事を書きたいと思います。
結論を先に言うと、こうなります。
※今回は、等式ではなくて、不等式になります。
顧客生涯価値>一人の顧客を開拓する費用
一人のお客さんが生涯に渡り提供してくれる
利益のことを
「Life Time Value:LTV(ライフタイムバリュー)」
と言います。
日本語では、顧客生涯価値になります。
このLTVがお客さんを開拓するコストよりも
高ければ利益が出ることになります。
便宜上、一人の顧客を開拓する費用を
Cost Per Customer(CPC)としましょう。
式で表すと、、、
LTV>CPC
という不等式になります。
つまり、ネット通販(ECサイト)ビジネスを成功
させるポイントは、
1.LTVを上げること
2.CPCを下げること
になります。
可能な限りあまりお金をかけないでお客さんを
開拓し、出来るだけたくさんの価値を提供して
長期に渡り買って頂く、ということが本質に
なります。
では、競合が多く存在し、価格競争が激しくなって
きているネット通販市場でどうすれば良いのか?
ですが、答えを先に言ってしまうと
”商品”にフォーカスするのではなく
”お客さんの悩みや欲求”にフォーカスすること
になります。
この商品を売るためにはどうすればいいのか?
という考え方ではなく
このお客さんの悩みや課題を解決するには
(もしくは欲求を満たすためには)
どうすれば良いのか?
という考え方にします。
商品中心の考えだと、一番安いところ
から買われてしまうので、価格競争に巻き込まれます。
でも、お客さんを中心に考えれば、いろんな
アイデアが浮んでくると思います。
次回以降にもう少し詳しい、具体的なお話をしたいと
思います。本日は、ネット通販(ECサイト)ビジネス
成功に関する本質的なお話でした。
新規事業でネット通販(ECサイト)スタート・成功法則とは?
こんにちは!
戦略企画ドットコムの三宅です。
週末の東京は、珍しく雪でしたね。
かなり寒くなりましたが、体調は大丈夫でしょうか?
土曜日は、映画「ソーシャルネットワーク」を
見てきました。普段、あまり映画を見る機会は
ないのですが、Facebook(フェイスブック)立上げ
に関する話で、ビジネス好きの私にとっては
かなり興味がある内容だったので、寒い中
映画館まで足を運びました。
内容は、、、
おもしろかったです!
あまりここで映画の内容に関する話をするのは
よくないので、コメントは控えますが
ビジネスを大きな視点で捉える気づきが
得られました。
ちなみに、私もFacebookをやっていますので
もし宜しければ、お友達申請をお願いします。
100%承認します。
三宅巧一のFacebook(フェイスブック)はこちら
さて、本日の本題に入りたいと思います。
前回は、新規事業のネタを探す方法に関して
お話しました。
今回は、最近、新規事業としてネット通販
(ECサイト運営)を開始している会社が多いような
気がしますので、その成功法則に関するお話を
したいと思います。
私は、アメリカ駐在中の2002年頃からECサイトを
ゼロから企画し、立ち上げた経験があります。
実際のプログラミングは、フリーのエンジニア
にお願いしました。
プログラミング言語は、PHPです。
結果としては、立上げ初年度で新規法人顧客を
約50社開拓し、新規売上も数千万円(正確な数字は
覚えていません)に達しました。
元々は、北米に多数存在する販売代理店(多分60社ぐらい
の代理店があったと思います)からのオーダー処理を
効率化するために開発したのですが、途中から
一般開放する方向性に変更し、誰でも購入できるように
したのです。
ちなみに、最初から保守品狙いのビジネスモデル
だったので、商品説明ページはありません。
型式のみで商品を検索してもらい、購入するという
シンプルな作りでした。
※保守品なので、購入者は既に購入したい型式を
知っていることが前提になっています。
それが意外にもあたりました。
業務の効率化で年間約200万円の人件費削減効果
(これは想定通り)と新規の売上増という結果
(これは想定外)が得られたのです。
ただ、最初のECサイトは、安価に制作したことも
あり、システムが脆弱だったことから、わずか
1年後に完全リニューアルすることにしました。
そのシステムは、中国でオフショア開発した
のですが、今でも安定的に稼働しているようです。
このように、ECサイトに関しては、約10年前に
自分でゼロから企画、外部のシステム開発会社を
活用してシステム構築し、運用までした経験があります。
そして、広告宣伝費ゼロで数千万円の新規売上を
上げることができました。
当時のアメリカは、ネット通販が既に当り前の時代
で、時流に乗れたということも成功要因だと思います。
今、日本もネット通販が当り前の時代になりましたね。
ECサイトもASPサービスを活用すれば、かなり安価に
スタートさせることができます。
一方、参入障壁が低くなったため、競合も多く
なり、価格競争に巻き込まれるという課題が
浮き彫りとなってきました。
では、価格競争に巻き込まれないで、ネット通販
ビジネスを成功させるためにはどうすれば良いのか?
というお話をしようと思ったのですが、かなり
長くなりそうなので続きは次回にしたいと思います。
●追伸:無料コンサルティングのご案内
このところコンセプトの見直し、それに伴う
ホームページの修正を進めていたのですが
無料コンサルティングに関するランディング
ページのリニューアルが完了したのでお知らせします。
毎月先着3社限定で無料コンサルティングサービス
を提供しますので、売上不振などビジネスに
関するお悩みがある経営者の方はお気軽に
ご活用下さい。
新規事業のネタを探す方法
- 2011-02-06 (日)
- 新規事業
こんにちは!
戦略企画ドットコムの三宅です。
多くの企業で、
●今までのビジネスモデルでは生き残れない
●既存ビジネスでも、新しい領域に進出しないと
ジリ貧になってしまう
という非常に深刻な課題を抱えています。
そのため、
●現在の戦略を見直したり
●新規サービスや新規事業を検討したり
●今まで狙っていないターゲット層を検討したり
いろいろと検討されていると思います。
私のクライアントも例外ではなく、
●新規事業の立上げをしている会社
●今までと違うターゲット層の開拓
を検討している会社
●その両方を検討している会社
がほとんどです。
但し、既存ビジネスの最適化が既に
完了、もしくは進行中ということが
大前提になります。
新規事業の傾向としては、
今までBtoBビジネスオンリーだった会社が
BtoCビジネスにも進出しています。
その前提になっているのが、”自社の強み”
を活かすということです。
新規事業は、失敗する確率の方がはるかに高い
ので、必ず自社の強みを活かす必要があります。
そして、最高の体制で挑む必要があります。
自社内で足りないリソースやスキル、能力は
外部の専門家を活用したり、ジョイントベンチャー
(戦略的提携)で補ったりします。
ただ、それ以前の問題として”新規事業のネタ探し”に
困っているところが多いと思いますので、本日はその
”ネタ探しの方法”についてアイデアを提供したいと
思います。
■「本当は、こうだったらいいのに」と思うことは何ですか?
あなたが普段生活している中で、
もしくは、普段の業務を通して
「本当は、こうだったらいいのに」
と思うことはありませんか?
これが世の中でまだ満たされていないニーズ
になります。
この”まだ満たされていないニーズ”をあなたの
会社の強みを活かして解決することができれば
新しい価値を提供することになりますので、新規の
ビジネスになります。
例えばこんな感じです。
●酵素たっぷりの体に良い食材を家まで届けてくれる
サービスがあったらいいのに
●遊園地の記念写真は1,000円で高いけど、電子データで
もらえて、料金がもっと安かったらいいのに
●宿泊先のホテルでレンタカーを借りたいけど、1日も
借りる必要はない。半日だけ安く借りられればいいのに
●レンタカーを自宅まで届けてくれて、返す時は
取りに来てくれたらいいのに
●漫画を描かなくても漫画が作れたらいいのに
⇒ これに関しては、「コミPo!(コミポ)」という
ソフトウェアが発売されましたね。
こうやって上げて行くと、まだまだ世の中で満たされて
いないニーズはたくさんあると思います。
それらのニーズを自社が既に持っている技術やノウハウで、
あまり初期投資しなくても始められたら、少ないリスクで
新規事業を始めることができますね。
経営者一人で考えていても、なかなか良いアイデアは
浮ばないと思いますので、社員からいろいろとアイデア
を出してもらうと良いと思います。
その中で、自社で対応できるニーズを絞り込んで行き
ビジネス化を検討してみてはどうでしょうか?
もう一度整理すると、
●ステップ1:「本当は、こうだったらいいのに」
と思うことを箇条書きにする
●ステップ2:一人で考えると限界があるので
社員からも意見を出してもらう
●ステップ3:自社の強みを活かして解決できそうな
ニーズを絞り込む
●ステップ4:事業化の検討に入る
になります。
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
■追伸:新規事業の企画や事業化の手順は、この
レポートが参考になると思います。
技術系出身の経営者の方は、是非ご覧下さい。
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