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費用対効果・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.30)

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戦略コンサルタントの三宅巧一です。

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最近、既存クライアントの業務量が増えたり、新規クライアントが増えたり、メルマガ
読者からの協業提案、無料経営相談のお申し込みなど、いろいろとポジティブな変化が
起こってます。この不況なのにありがたいですね。うれしい悲鳴です(笑)。

このため、一気に多忙となり、コンフォートゾーンから外れた位置にいるような感覚なの
ですが、過去の経験から考えると、こういう時期を乗り越えると自分のキャパが大きく
なり、次のステージへ行けるような気がします。

さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(24)の
”プロモーションの内容とコスト、その成果は?”に関する記事を書きたいと思います。

あなたは、ビジネスにおいてプロモーションにお金をかけていますか?
また、かけたお金に対する成果は、どうでしょうか?

クライアントのコンサルティングをしていると、プロモーションの効果測定をしないで
なんとなく同じプロモーションを続けているケースが目に付きます。
月に数十万円もの投資をしているのですが、問合せ件数や成約などのアウトプットを見る
とあまり効率的なプロモーションではないようです。

では、どのようにすれば良いのか、具体的なお話をしたいと思います。

1.まず、現在の状況を把握、分析することが大切です。そのため、現在のプロモーション
内容、投下コスト、問合せ件数、商談化件数、成約件数などのデータをExcelの表に
まとめます。

例えば、プロモーションの内容で考えられるのは、WEBサイト関係ですね。
①Google AdwordsやOvertureなどのリスティング広告費用
②ネット広告費用(バナー広告やテキスト広告など)
③SEO対策費用
などが考えられます。

それ以外には、ダイレクトメール(DM)、FAX DM、セミナー、展示会などがあると思います
ので、現在実施しているプロモーション内容を全部洗い出して下さい。

2.それから、問合せを一件もらうための費用、一件成約するための費用などを算出すれば
どのプロモーション方法が効果的なのかが一目瞭然です。

3.費用対効果が悪いプロモーションは、思い切って止めて、効果が高い方法に予算を充当
する、もしくは、新しいプロモーション方法を試すなどが有効です。

このように定期的に効果測定を行い、プロモーション方法を見直していくと、費用対効果が
改善されていくはずです。

また、プロモーションにどれくらいお金を投下すべきかについては、是非LTV(顧客生涯価値)
を計算してみて下さい(LTVに関しては、第34回目の記事に記載しています)。

では、今回のブログはここまでにしたいと思います。

また、今週の後半、ここでお会いしましょう。

P.S:NLPに催眠と瞑想を組みあわせた新しい能力開発方法があるそうです。
とりあえず、どんなものなのか、情報収集の一環として以下のURLをクリックして
覗いて見て下さい。
http://tinyurl.com/strategyplan

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戦略立案に関するネット講座 ~ただいま開講準備中~

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”36回目の記事になります。
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ネット講座開講の承認がおりました!
現在、ネット上に講座のコンテンツをアップしたりしています。
まだ、コンテンツがすべて完成しているわけではないので、
作り込みながらアップしている状況です。

今日は、その講座の目次をみなさんへお知らせしたいと思います。
この項目に関して学び、じっくり検討すれば、ビジネス戦略が
まとまるような講座になっています(そう出来るように、
工夫しながら作り込んでいます)。

では、以下に目次を記載しますね。

講座名:戦略的ビジネス構築講座シリーズ ~既存ビジネス梃入れ編~

第1章:理念の再確認
第1節:理念とは
第2節:経営理念と事業理念
第3節:理念と意思決定の関係

第2章:ビジネス用語の定義
第1節:戦略と戦術の違い
第2節:営業とマーケティングの違い

第3章:ビジネスで大切なマインドセット
第1節:ジェイ・エイブラハム氏の「卓越の戦略」から学ぶ
第2節:クライアントと顧客の違い

第4章:既存ビジネス戦略のチェック
第1節:戦略チェックシートの各項目を埋める
第2節:3C分析を活用した戦略チェック
第3節:4P分析を活用した戦略チェック
第4節:ビジネスモデルの確認
第5節:ポジショニングマップ

第5章:ターゲット顧客の再定義と真のニーズ把握
第1節:ターゲット顧客をプロファイリングする
第2節:ターゲット顧客が困っていることは何か?

第6章:商品・サービスの最適化
第1節:顧客生涯価値(LTV)を考える
第2節:フロントエンド商品を考える
第3節:バックエンド商品を考える

第7章:USP(ユニークセリングプロポジション)を考える
第1節:USPとは?
第2節:USPを書いてみる

第8章:売上をアップする3つの要素
第1節:既存クライアントの維持と新規クライアントの獲得方法
第2節:クライアントの平均購入単価を上げる方法
第3節:クライアントの購入頻度を上げる方法

第9章:新規の見込み客を増やす方法
第1節:WEBサイトによる集客
第2節:ジョイントベンチャー
第3節:紹介システム
第4節:休眠クライアントの掘り起こし
第5節:効果的なプロモーション

第10章:オファーの設計
第1節:リスクリバーサルで購入率を飛躍的にアップする
第2節:特典、ボーナスで購入者の背中を押す

第11章:営業の仕事
第1節:クライアントと信頼関係を構築する方法
第2節:売り込んではいけません
第3節:商談の成功要因と失敗要因を分析し、戦略へ反映する

第12章:テンプレートを活用した事業戦略のまとめ
第1節:事業戦略の構成
第2節:PowerPointを使って、事業戦略をまとめる

今日は、長くなりそうなので、ここまでにしておきます。
また、来週この続きを書きますね。

明日は、東京湾の花火大会ですね。
この夏、本格的に花火を見るのはこれが
初めてなので、結構楽しみです。

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顧客生涯価値(LTV)・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.9)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”34回目の記事になります。
まだ、1回目33回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

また、私が運営している”グローバルプロフェッショナルキャリア研究所(GPC研究所)”
も是非見て下さい。こちらは、個人向けの戦略的キャリアアップ支援サイトになります。

戦略コンサルタントブログ”気づきのシェア”メルマガ版の配信を始めました。

7月も終わりですね。早いもので、独立して1か月が経過しました。
結構、順調なスタートだと思います。

戦略企画ドットコムの方は、まずは足元をしっかり固めるために、
既存クライアントに対するサービス向上に時間を費やしました。
いろんな面で体制が整ったら、新規開拓にも力を
入れたいと思ってます。

GPC研究所の方は、WEBサイトが完成しましたので、
現在はネット講座の作り込みに多くの
時間を費やしています。

講座名がほぼ決まりました。

”戦略的ビジネス構築講座シリーズ ~既存ビジネス梃入れ編~”

これにしようと思っています。

内容は、このブログでお伝えしている内容をもっと詳しく、
より実践に即したもので、受講期間中は、
私のメールサポートも付けようと思っています。

お盆明けぐらいの開講を目指して準備を進めていますので、
何かリクエストがあれば、ブログのコメントに
是非書き込みをお願いします。

出来る限り取り入れたいと思います。

さて、本日のテーマは、戦略チェックシート(6)の
”顧客生涯価値”についてです。

英語では、Life Time Value(LTV)と言います。

顧客生涯価値とは、一人もしくは一社のクライアントから
生涯に渡り得られる利益(価値)のことです。

例えば、携帯電話を例に上げて説明しましょう。

以前、0円携帯というサービスがあったと思います。
携帯電話機を無料で配布し、携帯電話の
契約を促すというものです

(だいたい2年契約で、途中解約の場合は、高額の
ペナルティが課せられます)。

これは、LTVを計算した上で、十分利益が出ると
見込んで展開した施策だと思います。

この場合のLTVは、以下のような計算式で計算することができます。

LTV=携帯電話機料(0円)+月額通話料(例:5,000円)×24か月
※分かりやすくするために、売上原価は無視します。

そうすると、LTVは120,000円になります。
携帯電話機のハード代を無料にしても利益は出ます。

また、携帯電話の場合は、一度契約するとなかなか
電話会社を変更するようなことはしない
類の商品だと思いますので、
LTVはもっと上がるはずです。

このように、ビジネスには必ずLTVがあります。
LTVがマイナスのビジネスは、ビジネスモデル
そのものに問題があるはずです。

あなたのビジネスにおけるLTVを是非計算して、
商品開発やプロモーションに活かして
下さいね。

競合他社よりも大胆な施策を展開することが
できるかも知れません。

今日は、顧客生涯価値(LTV)に関して事例を
交えて説明しました。

では、次回のブログも楽しみにしていて下さいね。

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