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セミナーによる見込み客開拓・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.27)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”58回目の記事になります。
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さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(22)の”セミナー
などのイベント内容、見込み客の獲得状況は?の続編です。
今回は、セミナー開催による見込み客開拓に関する記事を書きたいと思います。

巷では、セミナーがよく開催されていますよね。有料セミナーもあれば、無料セミナーも
あります。私は、独立・開業してから、まだセミナーを開催したことはありませんが、前職
在籍中は、セミナーによって見込み客を開拓したこともありました。

セミナーで大変なのは、集客ですね。まずは、見込み客となりうる人たちをセミナー会場へ
集める必要があります。そして、そのセミナー内容に満足してもらう必要があります。
そこで大切なのは、ターゲットとなる見込み客をしっかり定義し、その人たちに刺さる
コンテンツを準備する必要があります。

一方、こちらの思惑としては、最終的にはお客さんになって頂きたいので、自社の商品や
サービスをアピールしたいというのもあります。
この辺のバランスをどう取るかが難しいところです。

人間の心理としては、”売り込まれると逃げてしまう”というところがありますので、
コンテンツとしては、ターゲットが現在抱えている問題点とその解決策を準備すると良いと
思います。そして、その解決策が自社の商品・サービスを活用するものであれば、自然に
アピールすることができます。

例えば、自分がセミナーを開催する場合は、こんなイメージの企画になります。

◆ターゲットとなる理想的なお客様像
・中小、ベンチャー系IT企業で、自社独自のソリューションを持っている、もしくは
これから持ちたいと考えている会社
・技術系出身の経営者で、技術は強いが営業、マーケティングは弱い
・年齢的には、30代から40代の比較的若手の経営者

◆準備するコンテンツ
・現在は、100年に一度の大不況なので、どの会社も売上・利益がダウン傾向という問題を
抱えている
・営業、マーケティングを強化して、売上・利益アップを図る方法を事例を交えて説明する
・インプットだけではなく、即実践で使えるようにワークショップ形式でアウトプットも
出してもらう

こんな内容だと、時流にも合っていますし、私の戦略コンサルティングの見込み客を集客
できると思います。

こんなセミナーだったら参加してみたい!と思う方は、是非ご連絡下さいね(笑)。

今は、お蔭様でクライアントも増え、各クライアントの業務量も増えてきたので、セミナー
を開催している余裕がないのですが、このブログを読んで頂いた方で、このようなセミナー
なら参加したいという人が3人ぐらいでも集まれば、小規模でやってみてもいいですね。

では、今日はここまでにしたいと思います。
早いもので、週末ですね。では、また来週ここでお会いしましょう。

P.S 私が開講しているネット講座の受講生より、こんなコメントをもらいました。
満足度:大変満足(選択肢:大変満足|まあ満足|やや不満|大変不満)
理由:————————————————————————–
実務レベルの内容でとても参考になりました。読み返せば読み返すほど、更に多くの
気づきを得られる内容でした。「個人事業主として独立開業編」を楽しみにしております。
———————————————————————————
戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ ~既存ビジネスの梃入れ編~
に関しては、こちらから詳細情報をご確認頂けます。
http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1659

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イベントの効果測定・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.26)

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戦略コンサルタントの三宅巧一です。

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さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(22)の”セミナー
などのイベント内容、見込み客の獲得状況は?について記事を書きたいと思います。

あなたのビジネスにおいても、見込み客を集客するために業界の展示会に出展したり、
セミナーを開催していると思います。

ところで、その費用対効果をしっかり測定していますか?
よくあるのが、「毎年恒例だから展示会に出展しています」という話です。

私がアメリカに駐在している時の話ですが、はやり毎年恒例の展示会に多額の費用を投入
して出展していました。事務所は、ニュージャージー州にあったのですが、その展示会は
イリノイ州のシカゴで開催されていました。機材の輸送費用、出展費用、スタッフの人件費、
シカゴまでの航空チケット、ホテル代、滞在費などを合わせるとかなりの出費になります。

一方、その効果を測定すると、ほとんど成果がありませんでした。
アメリカ人スタッフに言わせると、市場での存在感をアピールするために必要とのことだった
のですが、やはり費用対効果を考えると全然割に合わない展示会でした。

そこで、2001年のITバブル崩壊をきっかけとして、展示会への出展は止めることにした
のです。景気後退で売上は落ちましたが、それはこの展示会へ出展しなかったのが原因では
ありません。その後、事業再建計画の立案と実行により、V字回復することができました。

ポイントは、施策の内容と費用、成果のバランスをよく分析する必要があるということです。
毎年出展しているから、今年も出展するという考え方ではなく、やはりデータをよく分析して
最も費用対効果が高い施策に予算を充てる方がより成果が出やすいと思います。

最初は、テストマーケティングとしていろいろ試してみる必要がありますが、ある程度データ
が取れた段階で、効果的な施策にお金を投下すると良いと思います。

ちなみに、見込み客の開拓方法は以下の方法が考えられます。

1.WEBサイトによる集客
2.セミナーによる集客
3.ダイレクトメール
4.FAX DM
5.テレマーケティング(テレアポ)
6.イベントへの出展
7.ジョイントベンチャー
8.紹介システム
9.休眠クライアントの掘り起こし
など

いろいろと試してみて、費用対効果を測定してみて下さい。
その中で、成功パターンを見つけると、効率的に見込み客を開拓できるようになると思います。

では、本日はここまでにしたいと思います。
また、今週の後半にここでお会いしましょう。

P.S 私が開講しているネット講座の受講生より、こんなコメントをもらいました。
満足度:大変満足(選択肢:大変満足|まあ満足|やや不満|大変不満)
理由:————————————————————————–
実務レベルの内容でとても参考になりました。読み返せば読み返すほど、更に多くの
気づきを得られる内容でした。個人事業主として独立開業編を楽しみにしております。
———————————————————————————
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営業用資料(エンドユーザー向け)・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.25)

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さて、本日のテーマは、前回の記事の続編になります。前回は、25回目の記事に投稿した
戦略チェックシート(21)の”販売促進用の資料の種類とその内容は?”について記事
を書きました。そして、事例として販売代理店候補向けの営業資料作成について触れました。

今回は、エンドユーザー向けの営業資料に関して、説明したいと思います。
エンドユーザーは、法人の場合(BtoB)と個人の場合(BtoC)があります。

ここでは、エンドユーザーが法人の場合に関して、どのような構成の営業資料が良いのかを
書きたいと思います(ちなみに、個人の場合は、1枚もののパンフレットが良いと思います)。

では、実際の事例に関して紹介しましょう。
現在、私のクライアントで顧客満足度調査サービスを新しく企画しています。
顧客満足度調査は、どんな調査なのか、みなさんご存知ですよね。
想定している顧客は、BtoBもしくはBtoCビジネスを展開している法人になります。

営業資料の構成ですが

(1)顧客満足度調査の必要性や有効性を説明する資料が1ページ
(2)有効な質問の仕方、その質問に対する回答内容で分かることを説明する資料が1ページ
(3)顧客満足度と売上・利益の関係をグラフで表現した資料が1ページ
※ちなみに顧客満足度を点数で表現できる質問の仕方があります。
(4)回答内容の集計や分析結果から分かること、また分析方法に関する説明資料が1ページ
(5)この会社が提供できるサービス内容に関する説明資料が1ページ
(6)顧客満足度の回答率を上げる方法に関する説明資料が1ページ
(7)顧客満足度調査に関する業務フローが1ページ
(8)料金表が1ページ
(9)この会社の強みや他社との違いを説明する資料が1ページ

このような資料の構成にしています。これでだいたい10ページ程度です。
※既に実績がある商品やサービスの場合は、事例紹介やクライアントの声を資料に織り込む
と効果的です。

ポイントは
●どのようなサービスでどんなメリット(ベネフィット)があるのかを明確に伝えること
●自社がこのサービスを提供するプロフェッショナルであることを伝えること
※他社との違いや相手にとって有益な情報を与え、プロフェッショナルとしての印象を
与えること
●料金体系(基本料金やオプションの内容)や発注後のイメージがわき易いように業務
フロー(特に顧客がすること、自社がすることを明確にする)を分かりやすく表現にする
※実際にどのようなことをしてくれるのか、これが見込み客の頭のなかでイメージでき
ないとなかなか発注に至りません。よく分からないので発注しないとなってしまいます。

見込み客は、そのサービスの必要性を感じ、料金以上のベネフィットが得られ、安心して
お願いできる会社だと思えば、発注するわけです。

これらの点を意識して、営業資料を作成すると良いと思います。

これは、単なる一例ですので、扱っている商品やサービス内容で資料の構成は若干変わって
くると思いますが、ポイントは変わらないと思います。参考にして下さいね。

早いもので、もう週末ですね。
また、来週、ここでお会いしましょう。

P.S:このような不況下では、顧客満足度調査を実施すると良いと思います。
既存顧客の満足度がどれくらいなのか、自社の強み・弱みの再認識、真の顧客ニーズ把握、
自社の改善点の確認、新しいビジネスのネタになるヒントが得られるなど、メリットは
非常に多いと思います。興味がある方は、戦略企画ドットコムへ是非お問合せ下さい。
お問合せは、こちらからどうぞ

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