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簡単に売上をアップする方法とは?
- 2010-07-20 (火)
- 戦略立案
こんにちは!
戦略企画ドットコムの三宅です。
梅雨が明けて、暑さが厳しくなって
来ましたね。
子供たちは、今日まで学校で
明日から夏休みに入るようです。
早速、夏休み第一弾として
この週末に箱根へ行ってきます!
今回は、娘のクラスメイトのご家族と
一緒に旅行へ出かけるという初の試み
なので、どんな展開になるのか
楽しみです。
さて、まだまだ不況の世の中で
売上アップに苦戦している会社が多い
と思います。
前回のブログでは、売上の方程式に関して
解説しましたが
今回は、その方程式の中の”ある要素”に
フォーカスし、「簡単に売上をアップする方法」
というテーマでお話しますね。
その前に、ちょっと前回の復習です。
◆売上=顧客数×平均単価×購入頻度
でしたね。
覚えていますか?
そして、
◆顧客数=既存顧客+新規顧客
というお話をしました。
今回は、「既存顧客」にフォーカスして、追加で
売上を上げる具体的な方法をあなたに伝授します。
これは、自分でも試して成功していますし
私のクライアントでも実行して頂いて、ほぼ
どのクライアントでも成果を上げている方法です。
新規のお客さんを開拓するのは、本当に大変です。
それなりのお金と時間がかかります。
でも、既存のお客さんに追加で商品やサービスを
販売することは、新規顧客に比べると遥かに楽であり、
即効性もあります。
その理由は、既にある程度の信頼関係ができている
ためです。
これは、非常に単純な話なのですが、
意外と既存顧客のフォローを疎かにしている企業
が多いです。
多くの会社が”新規顧客開拓”に注力し、悪戦苦闘
しています。
でも、現在あなたの商品やサービスをご購入頂いて
いる既存顧客が最も大切な存在ですよね。
既存顧客を維持、もしくはクロスセルやアップセル
する労力と
新規見込み客を開拓し、信頼関係を構築、真の顧客に
なって頂く労力を比較すると
圧倒的に前者の方が楽です。
これは、容易に想像できると思います。
でも、不思議と既存顧客を徹底的にフォローしている
会社は少ないのです。
あなたの場合は、どうですか?
既存のお客様をしっかりフォローし、お客様の満足度
が高い状態をキープできているでしょうか?
どれくらい頻繁にお客様とコミュニケーションを
取っていますか?
お客様の現在の悩みや課題について十分理解し、
それらの悩みや課題を解決するような提案をしている
でしょうか?
そうなんです。
既存のお客様は、非常に大切な存在です。
ですから、今すぐにでも以下の行動を取って下さい。
そうすれば、必ず何らかの成果が得られると思います。
◆ステップ1:既存顧客リストを整理する
・顧客名
・売上、利益
・提供している商品、サービス
・購入回数
など、お客様に関するあらゆる数値データを整理します
◆ステップ2:ランク付けする
・重要度に応じて、A・B・Cランク付けします
・Aが最も重要な上位20%の顧客
・Bが全体の60%
・Cが全体の20%
になります。
※ここで勘違いしてほしくないのは、すべての
お客様はあなたにとって大切な存在であり、
ランク付けするような存在ではないということです。
でも、マンパワーに限りがありますので、優先順位
をつけるということになります。
◆ステップ3:Aの重要顧客から順番にアポを入れる
◆ステップ4:顧客を訪問し、改めて現在の悩みや
課題をヒアリングする
◆ステップ5:悩みや課題を解決するような有益な
情報を提供したり、ソリューションを
提案する
あなたには、何社(もしくは何人)お客様が
いらっしゃいますか?
個々のお客さんをすべて巡回することは、非常に
大変かも知れませんが、基本的には、全部のお客さんを
訪問して、悩みや課題に関するヒアリングをするのが
ベストです。
いろんなことが見えてくるはずです。
その悩みや課題を解決できれば、あなたは追加で
売上・利益を得られるはずです。
仮に今回は売上に繋がらなかったとしても、
お客さんの満足度は上がり、次に繋がるはずです。
悩みや課題が全くないというお客さんは皆無だと
思います。
何らかの課題があるはずです。
それをあなた自身が解決できないとしても
解決できる会社や個人を紹介するだけで大きな
意味があります。
そして、そのような会社や個人とパートナー契約
すれば、あなたにとって新たなキャッシュポイント
(収益源)が生まれます。
ということで、早速上記ステップ1~ステップ5を
試してみて下さい。
必ず、何かポジティブな変化があると思います。
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
戦略企画ドットコム
三宅巧一
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売上を構成する3つの要素とは?
- 2010-07-13 (火)
- 戦略立案
こんにちは!
戦略企画ドットコムの三宅です。
もう、7月も中旬ですね。
子供たちは、もうすぐ夏休みですね。
そのため、夏休みの旅行を計画中です。
まず第一弾は、箱根に行くことになりました。
でも、急ぎの仕事が入ってしまったので
それまでに仕上げられるかちょっと微妙です(苦笑)。
最悪、パソコン持って、箱根で仕事?
かも知れませんが、それは避けたいですね(笑)。
最近、いろんなことが重なっていて
ちょっとてんぱり気味です。
でも、何とか乗り切りたいと思います!
さて、今回のテーマは、
「売上を構成する3つの要素」
というお話をしたいと思います。
この不況の影響で、売上ダウンに苦しんでいる
会社さんが結構多いと思います。
私のクライアントも例外ではなく、いろんな
施策を打っています。
ただ、闇雲に施策展開してもうまく行きません
ので、まずは、売上の方程式に関して
理解を深めて頂くことが大切だと思い
今回は、このテーマにしました。
では、本題に入りましょう。
既に知っているかも知れませんが
売上の方程式は、以下の通りです。
◆売上=顧客数×平均単価×購入頻度
この3つの要素で、売上は構成されています。
すべて掛け算なので、どれかが0だと
売上も0ですね。当り前ですが・・・。
でも、それぞれの要素をそれぞれ10%アップ
するとどうでしょうか?
答えは、33%の売上アップになります。
これは単純な話ですが、結構奥が深いです。
では、それぞれの要素に関して、更に分解
してみましょう。
◆顧客数=既存顧客+新規顧客
ここで注目すべき点は、既存顧客と新規顧客では
営業活動の内容が違うということです。
既存顧客に関しては、顧客満足度の追求が
必要です。
つまり、この数字を伸ばすためには
顧客満足度を向上し、既存顧客を維持
(別の観点では、顧客減少率を改善)、
新規顧客を固定客にする必要があります。
また、顧客満足度のアップにより、
・クロスセル(異なる商品・サービスを提供)、
・アップセル(現状の商品・サービスよりも
更に上位のものを提供)
による平均単価のアップやりピートオーダー
受注による購入頻度のアップが狙えます。
一方、新規顧客に関しては、マーケティングの強化
により見込み客を開拓し、その見込み客との信頼
関係を構築していく必要があります。
これは、結構骨の折れる地道な活動、提供の精神が
重要なポイントとなります。
このように売上アップに関して、要素分解して
考えると、何をすれば良いのか?
が見えてきますね。
続いて、平均単価アップに関してですが
先ほども説明した通り、
・クロスセル
・アップセル
で平均単価を上げていきます。
単純に既存商品やサービスを
値上げするという方法もありますね。
これらを実現するためには、商品やサービスの
ラインナップを充実させる必要があります。
つまり、収益の柱を複数構築していきます。
よくある話は、収益の柱がたったの一本しか
ないことです。これでは、大きな環境変化が
あった時のリカバリーが大変です。
かといって、全く違うビジネスを複数持つ
ということでもありません。
フォーカスすることも大切です。
クライアントのニーズに応じて
サービスメニューを増やしていけば良いと
思います。
例えば、戦略企画ドットコムの場合は
3つのサービスの柱があります。
1.戦略コンサルティング
2.ハンズオン型実行支援
3.WEBマーケティング
これらをもっと細かく分解すると
収益ポイントは多数あります。
そうすることによって、強固なビジネス基盤を
構築することが可能となります。
家に例えると分かりやすいと思いますが
柱が一本よりも複数ある方が安定しますよね。
それと同じです。
では、最後に購入頻度に関してですが
理想は、月額課金型の商品やサービスを提供
するビジネスモデルを構築することです。
私が主に支援させて頂いているIT系の企業は
比較的このビジネスモデルを構築しやすい
と思います。
但し、単なるソフトウェア開発の受託型
ビジネスモデルでは安定的な継続課金モデル
を構築するのは難しいと思います。
ここは、知恵を絞る必要がありますね。
このような継続課金型(ストック型)ビジネス
モデルは、単発型のフロービジネスと比べると
非常に安定的なビジネスモデルと言えます。
リーマンショックで比較的ダメージが少なかった
会社は、ストック型のビジネスモデルを展開
している会社です。
一方、売上が半減したような企業は、フロー型の
ビジネスモデルだと思います。
独立する前は、人材紹介会社に在籍していましたが
人材紹介は、完全なフロー型ビジネスモデルなので
どの人材紹介会社も大変な状況となっています。
ちょっと長くなってしまいましたが
もう一度整理すると
◆売上=顧客数×平均単価×購入頻度
という方程式になります。
これは、単純ですが非常に重要な内容なので
売上をアップする施策を検討する際に
是非、活用して下さい。
では、本日のブログはここまでにしたいと
思います。
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新規事業はヒアリング調査が重要!
- 2010-06-25 (金)
- 新規事業
こんにちは!
戦略企画ドットコム
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”
127回目の記事になります!
前回から「新規事業」に関する連載記事
を書きはじめました。
今回は、
「ヒアリング調査の重要性」
に関して、事例を交えて説明したいと思います。
私が最初に経験した新規事業は、専門特化型の
人材ビジネスです。
当時在籍していた会社は、メイン事業が人材紹介
でしたので、ストック型モデル(毎月継続課金
できるビジネス)ではなく、フロー型モデル
(単発型のビジネス)でした。
そのため、景気が良い時は問題ないのですが
リーマンショックのような事件が起こると
急激に業績が悪化します。
事実、現在業績悪化に苦しんでいる人材紹介会社
は多いと思います。
それを見越して、ストック型のビジネスモデルを
構築するという大きな経営課題がありました。
人材ビジネスの場合は、人材と企業をマッチング
させるビジネスなので、安定的に優秀な人材を調達
できる仕組み構築と人材を必要としている企業を
開拓していくことがポイントになります。
当時のリサーチ結果では、今後ITエンジニアが不足
するという状況でしたので、外国人エンジニアを紹介
予定派遣するというビジネスモデルを考えました。
(ちなみに現在は、ITエンジニアは余剰感がある
マーケット状況だと思います。)
そのため、中国の人材紹介会社と提携し、
日本語が堪能で、優秀な中国人エンジニアを中国現地
で集客し、日本のIT企業へ紹介予定派遣するという
ビジネスを始めました。
その当時は、まだまだ未熟者で気づかなかった
のですが、振り返ってみて、私が失敗したなと思った
ことは、
” マーケット調査、特にお客さんとなるIT企業
へのヒアリングが不十分だった ”
ということです。
中国にいる中国人を日本へ連れてくるという
ことで、人材側のリサーチや査証手続きなどに
関しては、かなり詳しく調べたのですが
日本のIT企業のニーズヒアリングが不十分の状態
で見切り発車してしまったのです。
ネットなどのマクロ情報では、今後確実にITエンジニア
が不足すると言われていたので、疑うことなく、市場
ニーズは十分あるだろうと思っていました。
でも、今思えば、考えが甘かったですね。
最初は、人脈関係を駆使して、人材不足で悩んでいる
中小のIT企業にご採用頂き、新規事業としては比較的
スムーズな立ち上がりだったと思いますが
その後、新規の顧客を開拓することができず
変な方向へと向かってしまったのです。
反省点としては、やはり企業側のニーズ調査
が不十分だったと思います。
お金を払って頂くお客様のニーズに関して、
マクロ調査だけではなく、実際に多くの見込み客と
思われる企業を訪問し、生の声を聞いていれば、
もう少し違う展開になったと思います。
私は、この経験を通して、マーケットのニーズ調査、
特に文献調査ではなく、生の声を聞くことの重要性を
痛感しました。
その反省を活かし、現在推進中の戦略コンサルティング
ビジネスに関しては、スタートする前にとにかく
人脈を辿っていろんな会社を訪問し、現在どんなことで
困っているのかを徹底的にヒアリングしています。
そのため、立ち上げも比較的スムーズであり、現在も
順調に推移しています。
あなたがもしも新規事業を企画している場合は、
以下のステップを踏むことで、失敗確率を下げる
ことができると思います。
ステップ1:新規事業のネタを考える
ステップ2:そのネタに関する情報を収集する
ステップ3:仮説を立案する
ステップ4:仮説を検証するためにヒアリング
調査を実施する
新規事業企画の初期段階は、このような
ステップで進めると良いと思います。
特にステップ4は重要です。
ここを疎かにして、仮説だけで事業の立上に入って
しまうと大変なことになってしまいます。
まず、うまくいかないでしょう。
是非、自分の足でいろいろと回ってみて、
徹底的にヒアリング調査をして下さい。
きっと、良い方向へ向かうと思います。
では、本日のブログはここまでにしたいと
思います。
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