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営業成功事例・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.14)
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”44回目の記事になります。
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さて、本日のテーマは、24回目の記事に掲載されている戦略チェックシート(13)
営業成功事例に関する記事になります。
新規ビジネスの場合、まだ営業(商談)が成功した事例がないかも知れませんが、
現在のテーマは既存ビジネスの梃入れになりますので、何らかの営業成功事例があると思います。
その営業成功パターンを見つけ、戦略に反映することが大切です。
某クライアントのコンサルティングでは、このような
営業成功パターンを見出すことが出来ました。
そのクライアントの営業成功パターンは、”無料トライアル”というサービスでした。
無料トライアルを体験した見込み客の約50%から新規で受注できていたのです。
これはすごい確率です!
ということは、無料トライアルを体験してくれる見込み客を増やせば、50%の確率で商談が
成立し、受注することができます(これは理論上の話なので、実際にはそれほど簡単では
ないと思いますが)。
そこで、無料トライアルを増やすための戦略の見直しと無料トライアル申し込みの窓口
となる営業用WEBサイトの梃入れを行いました。
その結果、今まで月1社程度の無料トライアル申し込みだったのですが、梃入れ後になんと
10倍の月10社に増えました。
もちろん、若干申込者の質が落ちたところもありますが、それでも今までのペースと比較
すると格段に見込み客開拓数を増やすことができたのです。
これが実際に商談となり、受注となるかどうかは、これからとなります
(ここ、最近の事例なので、まだ商談結果が出ていません。ちなみに無料トライアル期間は
約1か月になります)。
このように営業(商談)の成功パターンは何か?を見つけ出し、
そのパターンが増えるような戦略の見直しを行うと
売上が拡大すると思います。
あなたのビジネスにおける営業成功パターンは何でしょうか?
まずは、過去の営業成功事例をよく分析することから始めて下さい。
必ず、何らかの成功パターンがあると思います。
では、今日はここまでにしたいと思います。
また、来週ここでお会いしましょう。
追伸:この事例では、戦略の見直しとWEBサイトの梃入れにより、コンバージョン率がかなり
改善しました。このビジネスの次の課題は、サイトへのトラフィック量を増やすことになります。
そのため、SEO対策を強化することを提案し、私が推奨したサービスを早速採用して頂くことに
なりました。このサービスは、SEO HACKSという商品名で、クリック課金式のSEOサービスに
なりますので、リスクは少なく、投資対効果の高いソリューションになります。
詳しくは、こちらのサイトをご覧下さい(ページの後半をご参照ください)。
このサービスにご興味がある方は、こちらよりお問合せ下さい。
ジョイントベンチャー(続編)・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.12)
- 2009-08-28 (金)
- ジョイントベンチャー | 戦略立案
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さて、今回は前回の続編、ジョイントベンチャーですね。
私のアメリカでの成功実話の続きをあなたへシェアしたいと思います。
ちょっとおさらいすると、アメリカでインターネット直販している会社
(仮にA社としましょう)とのジョイントベンチャーの話になります。
実際、他の製品に関しては、A社と競合関係になるのですが、取扱が決まった製品に関しては
A社はまだ取扱っていませんでしたので、ここは補間関係が成立します。
私の会社が製品を供給し、A社がインターネットを活用して北米全土に
販売するというジョイントベンチャーモデルになります。
ここで、各社のメリットをまとめてみましょう。
私の会社のメリットとデメリット:
まずはメリットですが
◆A社の顧客基盤やイーコマースサイト(ECサイト)を活用して、広大な北米市場に自社製品
を販売することができる。つまり
・営業効率が上がる(営業マンは不要です)
・売上が飛躍的にアップする(億単位の商談になりました)
・自社ブランドで販売してくれるので、ブランド名が北米市場に浸透する
(市場での認知度が上がるので、他の製品も売りやすくなります)
一方デメリットですが
・粗利益が低い(相手に儲けさせる必要があるため)
・契約解除となった場合、大きな売上を失うことになる
しかしながら、メリットの方が大きいと言えると思います。
一方、A社のメリットとしては、製品を安価で仕入れることが出来、高い粗利益を確保できること、
デメリットとしては、ブランドの認知が進んだ際に、契約解除となり独自路線で販売される
リスクがあるということになります。
このように一見競合関係にあっても、うまい形でジョイントベンチャーを展開し、
Win-Winの関係を構築することが可能です。
ちなみにこのA社のサイトを最近のぞいてみたのですが、まだ私がまとめた商談の製品が
販売されていました。きっと成功していることと推測します
(この会社は、売上が伸びないと他社品へ切り替える方針なので)。
あなたのビジネスにおいても、是非ジョイントベンチャーを活用してみて下さい。
なお、この前開講したネット講座
「戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ~既存ビジネスの梃入れ編~」
の第9章でも、ジョイントベンチャーに関して詳しく説明しています。
これとは別の事例を使って、ジョイントベンチャーの展開方法を詳しく説明していますので
是非、受講して下さいね。
第1章は、お試し受講(無料)なので、お気軽に受講して下さい。
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
次回のブログも楽しみにしていて下さい。
ジョイントベンチャー・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.11)
- 2009-08-25 (火)
- ジョイントベンチャー | 戦略立案
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さて、本日のテーマはジョイントベンチャーです(戦略的業務提携、アライアンスという
言い方もあります)。私の前々職は製造メーカーだったのですが、社内ではジョイント
ベンチャーのことを”ある会社とある会社が共同出資して新しい会社を設立し、一緒に
会社経営する”という意味で使っていました。
ここで説明するジョイントベンチャーとは、お互いの経営資源(例えば、顧客基盤など)
を活用し、お互いのビジネスを拡大する手法になります。既に持っている経営資源を
活用するため、追加投資の必要がなく、比較的容易に始めることができます。
アメリカの有名マーケターであるジェイ・エイブラハム氏が最も得意とする手法で、
彼がクライアントにもたらした売上増(計測可能な内容で約7,000億円と言われています)
の約70%は、このジョイントベンチャーを活用したものと言われています。
それだけ、強力な手法と言えます。
この前開講したネット講座「戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ~既存ビジネスの梃入れ編~」
の第9章でも、このテーマに関して説明しています。
ここでは、私がアメリカ駐在時代に実際に成功した事例を紹介したいと思います。
私は、アメリカの販売子会社で事業部の責任者をしていました。
2001年にアメリカのITバブルが崩壊し、売上は半減、
待ったなしのリストラクチャリングが必要な時代でした
(この内容に関しては、「事業再建マニュアル」に詳しく書いてありますので、
興味がある方は、是非「事業再建マニュアル」をお読み下さい。
無料冊子で、どなたでもダウンロード可能です)。
大幅に人員削減しましたので、営業効率を飛躍的にアップする必要がありました。
そんな時に有効だったのが、このジョイントベンチャーという手法です。
私が所属していた会社は、日本では結構有名企業なのですが、
アメリカでの知名度は日本程ではありませんでした。そこで、
アメリカである程度知名度があり、ターゲット顧客が共通で
競合関係にならないパートナーを探しました。
そのパートナーは、インターネットを活用した
エンドユーザーへの直販売りで急激に業績を
伸ばしていた会社です。
自社製品はなく、すべて他社メーカーの商品を扱い、販売しています。
この業界は、ディストリビューター(販売代理店)経由で製品販売するのが業界の慣習に
なっていましたが、インターネットを活用し、エンドユーザーへ直販するビジネスモデルは、
業界慣習を打ち破る画期的なものでした(今はそれほど画期的ではないのですが、今から
10年も前の話なので、当時としては話題となっていました)。
中間マージンを排除したビジネスモデルのため、低価格で販売することが可能となり、
しかも販売側は高い粗利益を確保することが可能となります。
ちょっと長くなりそうなので、今日はここまでにしておきますね。
続きは、次回のブログまでお待ち下さい。
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