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戦略の最適化「見込み客を明確に定義する」

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こんにちは!
戦略企画ドットコムの三宅です。

前回のブログでは、戦略の最適化に関する5つの
ステップについて紹介しました。

現在、私の支援先にも、これらのステップに従い
戦略の最適化に取り組んで頂いています。

まず最初にしないといけないことですが、それは、、、
あなたの「マインド」を変えること
かも知れません。

あなたは、ひょっとすると
「この商品を売るにはどうすればいいか?」
という思考状態にあるかも知れません。

もしそうだとしたら、ずーっとビジネスは停滞した
ままになります。

あなたがまず考えないといけないこと、それは、
「誰と一緒にビジネスをしたいか?」
です。

そして、「なぜ、そう思うのか?」
その理由を明確にする必要があります。

あなたがもし”商品やサービス”を中心に物事を
考えていたら、その商品やサービスを買ってくれる
可能性がある人は、いろんな人がいると思います。

でも、その商品やサービスを購入した理由は
人によって様々だと思います。

なので、見込み客を絞ることができません。
そのため、エッジの効いた、見込み客に刺さるメッセージ
が作れません。そうなると、”ぼやっ”とした、ありふれた
メッセージになってしまうので、反応もいまいちという
状態に陥ります。

でも、ある共通の悩みを持った人にフォーカスして、
その見込み客の悩みを解決するための
メッセージを発したらどうでしょうか?

しかも、他にはない、あなたならではの方法で、
且つ既に十分な実績があればどうでしょうか?

きっと、反応してくれる確率が上がるはずです。

例えば、私の場合ですが今までは
・ITベンチャー企業の
・営業、マーケティングが苦手な技術系出身の経営者
という見込み客像を描いていたのですが
分析の結果、以下のことが分かりました。

1.過去のクライアントでITベンチャーはいない
ベンチャー企業というよりは、中小企業という
表現の方がマッチしている

2.創業10年以上の歴史がある会社が多い
もしくは、創業間もない会社
ただ、長続きするのは、創業10年以上の会社

3.社員20名以下の会社(もしくは部門)が多い

4.オーナー経営者で、技術系出身の社長

5.社員も技術者や技術系出身者が多い

6.営業やマーケティングが苦手

7.理系出身なので論理的に物事を考える傾向がある

そこで、見込み客を次のように定義しました。

●営業・マーケティングが苦手な技術系出身経営者
●創業10年以上、従業員20名以下
(会社ではなく、担当する事業部の人数が20名以下でもOK)
●理系的にロジカルな考え方が好きな経営者

この条件を満たす会社や経営者が私のサービスに
ベストマッチすると思います。実際、私のコンサルティング
を1年半以上継続して受けて頂いているクライアントは
上記の条件を満たしています。

では、なぜこれらの条件の会社や経営者と私との
相性が良いのか?ですが、、、

●理由1:私自身が理系出身で論理的な思考だから

高専・大学・大学院で9年間も機械工学の勉強を
していますので、完全にベースは理系です。
思考も論理的なので、相性が良いと思います。

●理由2:営業・マーケティングが得意

私の場合は、最初に就職した会社が東証1部上場
企業だったのですが、なぜか海外営業に配属となり
それ以来、営業系の仕事をしています。

アメリカ赴任以降は、マーケティングやマネジメントも
経験したので、理系ベースでありながら、
営業・マーケティングが得意ということになります。

理系的でありながら、営業・マーケティングが得意で、
事業責任者として7年の実践経験も積んできています
ので、営業・マーケティングに関しては、かなり
実践で使える具体的なアドバイスができます。

なので、技術系出身の経営者の方と非常に相性が良いの
だと思います。

ということで、メインの見込み客をこのように絞り
ました。ただ、絞ったからと言って、この条件に
マッチしない会社や経営者からコンサルティングの
依頼があれば断る、ということではありません。

戦略を考える上で中心になるのが、上記を満たす
会社や経営者になるということです。
そこは、勘違いしないで下さいね。

あなたのビジネスにおいても、あなたと非常に相性が
良いお客さんがいるはずです。その特長をすべて
箇条書きにしてみて下さい。そこにヒントが隠れている
はずです。

では、本日はここまでにしたいと思います。

●追伸1:一人会社の社長向けに節税に関する無料レポート
を作成しました。内容は、結構興味深いです。利益が出ている
会社の社長には、必ずお役に立つ内容なので、こちらの
ページを見て下さい。

http://strategy-plan.com/hitori/

実質一人会社の社長が法人税を節税しながら、37か月後
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”泥臭い営業”が嫌いな技術系出身社長に最適
理系的アプローチで業績アップする方法
方程式は「戦略×実行×インターネット」

こちらよりダウンロードできます。
http://www.strategy-plan.com/book2.html

戦略相談箱

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士業支援.comを始めた理由とは?

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”104回目の記事になります。
まだ、1回目103回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

ちなみに、戦略コンサルタントブログ”気づきのシェア”メルマガ版
も配信しています。最新記事の投稿と同時にメルマガでも配信しますので、
定期購読者の方には便利です。

宜しければ、こちらからご登録下さい。
⇒ http://www.mag2.com/m/0001001632.html
※お蔭様で、読者は13,300名を超えました!

また、”グローバルプロフェッショナルキャリア研究所(GPC研究所)”
も運営しています。

こちらは、個人向けの戦略的キャリアアップ支援サイトになります。
「会社に依存しない”グローバル・プロフェッショナル”を目指す
会社員応援メルマガ(無料)」
を発行していますので、
宜しければこちらからご登録下さい。
http://www.mag2.com/m/0001000664.html
※現在、読者は1,290名ぐらいです。
前回のブログで、「士業支援.com」のサービス開始に関して簡単に紹介させて
頂きましたが、今回は、何故「戦略企画.com」があるのに、わざわざ
士業支援.com」を始めたのか?

その理由に関して書きたいと思います。

このブログのリピーターの方は既にご存じだと思いますが
私は、2009年7月に「戦略企画ドットコム」という屋号で独立・開業しました。

そして、「戦略企画.com」というブランド名で、ITベンチャー企業に特化した
業績アップ支援サービスを提供しています
(戦略企画.com:http://strategy-plan.com)。

お陰様で、100年に一度と言われているこの不況下でもビジネスは順調に推移し、
独立・開業2か月目で投資コストを回収、安定軌道に乗せることができました。

戦略企画ドットコムのメインクライアントは、ITベンチャー企業です。

私は、まずこの市場にフォーカスすることにしました。

ITベンチャー企業の経営者は、以下の特長を持っています。

・技術系出身で高度な専門スキルを持っている
・マーケティングが弱いので見込み客の集客に苦労している
・営業が弱いので、なかなか新規顧客が獲得できない
・マネジメントが弱い

一方、私の強みは、

・大学、大学院は理系なので、技術者と技術的な会話ができる
・営業、マーケティングが得意(16年の経験、特に海外市場)
・経営企画、事業企画の経験があり、戦略構築も得意
・アメリカで責任者として事業再建を成功させた経験がある
・新規事業の立上責任者経験もあり、現場にも強い
・外国人のマネジメント経験が豊富で、マネジメントも得意

ということで、ITベンチャーの経営陣とは補間関係にあり、このフォーカス
がうまくフィットしました。

当面は、「戦略企画.com」の基盤強化に注力する予定でしたが、ちょっとした
きっかけで、士業向けサービスにおける”隙間”を見つけてしまったのです。

ある日、WEBマーケティングサービスを展開している私の知人から
相談を受けました。

士業向けにWEBサービスを提供したいということでした。

そこで、まずは、私の顧問税理士に士業の方々の実態をヒアリングしました。

そして、次のことが分かりました。

・士業といえども年収300万円ぐらいで食べていけない人が多い
・紹介頼みで新規クライアントとなかなか契約できない
・マーケティングや営業が苦手
・怪しいクライアント紹介ブローカーが電話をしてくる
・“何でも出来ます”が口癖、サービスの特長がない
・強みが見えない、ブランディングができていない
・そもそもホームページやブログも持っていない

などなど、

いろいろと教えてもらいました。

ちなみに、私の顧問税理士は、マーケティングや営業が得意な方なので、
仕事が取れすぎて対応に困っています。

そろそろ、アシスタントを雇わないといけないと言っていました。

なるほど、“士業を支援する”というマーケットはありそうだな
というイメージを持ったわけです。

これが「士業支援.com」構想を考え始めたきっかけになりました。

ちょっと長くなりそうなので、続きは次回のブログで書きますね。

追伸1:士業に分かりやすい「戦略的業績アップマニュアル」シリーズ
~自分の強みを活かしたブランディング戦略編~

を無料でダウンロードしたい方は、こちらのサイトをご覧下さい。
http://strategy-plan.com/shigyoshien
追伸2:書籍のご紹介です。
この前まで「事業再建」に関する連載記事を書いていました(これからも
続編を書きますが・・・)が、ちょうど”会社再生”に関する新書が発刊
されますので、そのご紹介です。

会社再生ガール』(田中伸治・著 イラスト・久織ちまき)

4月8日および9日にアマゾンのキャンペーンを実施、いろんな特典が付きます
ので、この機会をうまくご利用下さい。
詳細は、こちらのサイトをご覧下さい。
http://seigetsusha.com/girl/index.html

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戦略的募集要項とは・中小ベンチャー企業の採用戦略(Vol.4)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”74回目の記事になります。
まだ、1回目73回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。
私が運営している”グローバルプロフェッショナルキャリア研究所(GPC研究所)”
も是非見て下さいね。こちらは、個人向けの戦略的キャリアアップ支援サイトになります。
会社に依存しない”グローバル・プロフェッショナル”を目指す会社員応援メルマガ
(無料)を発行していますので、宜しければこちらからご登録下さい。
http://www.mag2.com/m/0001000664.html

また、戦略コンサルタントブログ”気づきのシェア”メルマガ版も配信しています。
最新記事の投稿と同時にメルマガでも配信しますので、定期購読者の方には便利です。
宜しければ、こちらからご登録下さい。⇒ http://www.mag2.com/m/0001001632.html
※お蔭様で、読者は13,190名を超えました!
12月26日(土)から冬休みに入る方が多いと思います。
私は会社勤めではないので、いつからいつまで冬休みというのはないのですが、一応
27日(日)までにすべての仕事を片付けて、28日(月)から休みにしようと心の中では
思ってます。どこか旅行にでも出かけてゆっくりしたいのですが、年末年始の予約は、もう
無理ですね。いつも、アクションが遅いと妻と子供に叱られます(苦笑)。

仕事のスピードは早いのですが・・・。

あなたは、どこか旅行へ出かけますか?
今は円高なので、海外旅行がいいかもしれないですね。
さて、今回も、中小・ベンチャー企業の採用戦略に関する記事を書きたいと思います。

今回は、71回目の記事に書いた採用ワークフロー(6)「募集要項を準備します」に関する
記事を書きたいと思います。

WEBなどの募集媒体、人材紹介会社などいろんな人材開発ソースを使って、広く適切な人材
を募集するわけですが、この募集要項をしっかり書かないと、ミスマッチ人材の履歴書
や職務経歴書を見ることになってしまい、非常に効率が悪くなります。

そこで今回のブログでは、特に会社のコアとなる正社員人材を採用するケースに関して
求人募集要項の記載内容に関するポイントを書きたいと思います。

◆基本は、全体的に相手目線で書く、また対等な立場であることを忘れずに!
あなたが求職者の場合、どんな情報がほしいでしょうか?

自社の視点ではなく、相手目線で考え、知りたいと思うことを詳しく書く、これが基本に
なります。また、決して採用する側の立場が上ではありません。私は、50:50だと
思っていますので、その点も考慮すると良いと思います。

では、詳細について書きますね。

(1)理念・ビジョン・経営戦略の概要

優秀な人材ほど、会社の理念、目指している方向、ビジョンやそのビジョンを達成するため
の戦略などを知りたいはずです。この内容は非常に重要なので、経営者自らが考え、原稿を
書くと良いと思います。ただ、経営戦略はあまり詳しく書けないかも知れませんので、公開
できる範囲で書いて、後は面接の際に詳しく説明すれば良いと思います。

(2)事業内容と事業戦略

これも公開できる範囲でということになりますが、非常に重要なポイントになります。

(3)今回の募集背景

なぜ、今回採用することにしたのか、その背景が分かるような説明があると求職者の理解が
深まると思います。

(4)募集するポジションの組織上の位置づけ

これは、書いてある通りです。レポートラインや部下、事業部内における他部門はどの
ような部門があるかなど、全体像と今回のポジションの位置付けが分かるような説明が
あると良いと思います。

(5)業務内容の詳細と期待成果

担当業務内容や会社が求めている成果、その時間軸など、可能な限り求職者がイメージ
しやすいように記載します。

(6)求めている人物像

具体的にどのような人物を求めているのか、過去のどんな経験がこの業務で活かせるのか、
想定されるものは、可能な限り詳しく書くと良いと思います。また、会社のカルチャー、
フィットする価値観も求職者としては気になるところなので、これらに関しても可能な限り
詳しく書くとミスマッチが防げます。

(7)キャリアパスの提示

また、将来的には、どのようなキャリアパスを提供できる可能性があるのかなど、自社が
求めていることを一方的に書くのではなく、求職者にとってのメリットも提示します。

これら以外には、会社紹介、条件面に関する内容、採用プロセスなど一般的な内容を記載
することは言うまでもありませんね。

中小・ベンチャー企業が優秀な人材を採用することは非常に大変です。

ビジネス戦略の構築だけではなく、採用に関しても戦略的に進める必要がありますね。
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。来週はクリスマスですね。
娘へのプレゼントを買わないと・・・・。
では、来週もここでお会いしましょう!

P.S 現在、開講中のネット講座のお知らせです。冬休みに受講されては如何でしょうか?
戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ ~既存ビジネスの梃入れ編~
に関しては、こちらから詳細情報をご確認頂けます。
http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1659

ちなみに入門編が現在無料公開されています。ご興味がある方は、ご受講下さい
(無料なので、リスクはまったくありません)。
http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1680

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