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2009
ジョイントベンチャー・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.11)
- 2009-08-25 (火)
- ジョイントベンチャー | 戦略立案
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”41回目の記事になります。
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さて、本日のテーマはジョイントベンチャーです(戦略的業務提携、アライアンスという
言い方もあります)。私の前々職は製造メーカーだったのですが、社内ではジョイント
ベンチャーのことを”ある会社とある会社が共同出資して新しい会社を設立し、一緒に
会社経営する”という意味で使っていました。
ここで説明するジョイントベンチャーとは、お互いの経営資源(例えば、顧客基盤など)
を活用し、お互いのビジネスを拡大する手法になります。既に持っている経営資源を
活用するため、追加投資の必要がなく、比較的容易に始めることができます。
アメリカの有名マーケターであるジェイ・エイブラハム氏が最も得意とする手法で、
彼がクライアントにもたらした売上増(計測可能な内容で約7,000億円と言われています)
の約70%は、このジョイントベンチャーを活用したものと言われています。
それだけ、強力な手法と言えます。
この前開講したネット講座「戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ~既存ビジネスの梃入れ編~」
の第9章でも、このテーマに関して説明しています。
ここでは、私がアメリカ駐在時代に実際に成功した事例を紹介したいと思います。
私は、アメリカの販売子会社で事業部の責任者をしていました。
2001年にアメリカのITバブルが崩壊し、売上は半減、
待ったなしのリストラクチャリングが必要な時代でした
(この内容に関しては、「事業再建マニュアル」に詳しく書いてありますので、
興味がある方は、是非「事業再建マニュアル」をお読み下さい。
無料冊子で、どなたでもダウンロード可能です)。
大幅に人員削減しましたので、営業効率を飛躍的にアップする必要がありました。
そんな時に有効だったのが、このジョイントベンチャーという手法です。
私が所属していた会社は、日本では結構有名企業なのですが、
アメリカでの知名度は日本程ではありませんでした。そこで、
アメリカである程度知名度があり、ターゲット顧客が共通で
競合関係にならないパートナーを探しました。
そのパートナーは、インターネットを活用した
エンドユーザーへの直販売りで急激に業績を
伸ばしていた会社です。
自社製品はなく、すべて他社メーカーの商品を扱い、販売しています。
この業界は、ディストリビューター(販売代理店)経由で製品販売するのが業界の慣習に
なっていましたが、インターネットを活用し、エンドユーザーへ直販するビジネスモデルは、
業界慣習を打ち破る画期的なものでした(今はそれほど画期的ではないのですが、今から
10年も前の話なので、当時としては話題となっていました)。
中間マージンを排除したビジネスモデルのため、低価格で販売することが可能となり、
しかも販売側は高い粗利益を確保することが可能となります。
ちょっと長くなりそうなので、今日はここまでにしておきますね。
続きは、次回のブログまでお待ち下さい。
このネット講座のUSPは?戦略構築に関するネット講座開講!
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
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さて、今回のテーマは、ネット講座開講に関する戦略の続きです。
今回は、このネット講座のUSP(ユニークセリングプロポジション)に関して考えたいと
思います。USPに関しては、このブログでも以前取り上げました(USPに関する記事はこちら)
し、このネット講座の第7章にも詳しく書いてあります。
USPのポイントを非常に簡単に表現すると
(1)ターゲットに対してどんなベネフィットを提供できるのか
(2)他社との違いは何か、特長は何か?
ということになります。
まず、(1)に関してですが、以下のベネフィットが提供できると思います。
◆プロの戦略コンサルタントのノウハウを学ぶことができる
◆講師(現役戦略コンサルタント)に直接質問できるので、理解を深めることができる
◆既存ビジネスの戦略的梃入れがテーマなので、即実践で活用でき、本業で成果を出す
ことも可能である
次に(2)に関してですが
◆圧倒的なコストメリット
このコンテンツをこのような安価で提供しているところはないと思います(私の知る限りでは)。
ネット販売されている情報商材の半値以下、また、ネット販売の情報商材は、サポートなしが
ほとんどなので、独学で学ぶ必要があります。
このネット講座の場合は、講師である私のメールサポート付きなので、わからないことは
どんどん質問できます。受講者が増えて、質問も増えると、私は寝れなくなってしまい
ますが(笑)。
グロービスや大前研一さんのアタッカーズビジネススクールは、非常に高額
(一桁もしくは二桁違います)ですので、なかなか一般的なビジネスパーソンの方は、
手が出せないと思います(ちなみに、私が過去受講した講座で一番高額だったのは、
3日間で25万円という講座です)。
一般の会社員の方でも手が届く料金設定でありながら、ネット講座の質も高いというのが
他社との違いになります。質が高いかどうかを客観的に示すのは難しいのですが、以下が
参考になると思います。
◆私のコンサルティングを受けた法人クライアントの生の声はこちらで確認できます。
◆私が書いた無料冊子「事業再建マニュアル」は、こちらから無料でダウンロードできます。
これらの情報から質がどの程度なのかを見極めて頂ければと思います。
USPに関してまとめると
“価格的要素(一般的な会社員でも手が届くリーズナブルな価格設定)”と
“現役の戦略コンサルタントが実践で活用しているノウハウを公開しているという
コンテンツの質の高さ、しかもメールサポート付き”がこのネット講座のUSPになると思います。
実は、価格設定にはちょっと裏事情があります。
このネット講座は、ナレッジサーブさんのプラットフォームを活用しているのですが
価格設定の上限があり、それ以上は設定できないことになっています(苦笑)。
最初は、このノウハウをこのような安価で提供しても良いのか?と悩んでしまいましたが
私の理念である”グローバルに通用するプロフェッショナル人材の創出”の達成に一歩
近づけると思い、この価格で提供することにしました。一人でも多くの方に受講頂きたい
と思っています。
また、メールサポートも理解を深めて頂くためにあった方が良いと思いましたので付ける
ことにしました(付けないという選択肢もありましたが、みなさんにとっては、メールサポート
付きの方がベストだと思い、付けることにしました)。
通常、法人のクライアント様からは、1時間あたり●万円のコンサルティングフィーを頂いて
いますので、それを考えるとこのネット講座は、超格安価格となっています。
是非この機会を有効に活かして下さいね。
実際にどんなネット講座なのかは、無料お試し受講が可能なので、以下のURLへ
アクセスしてみて下さい。
講座名:戦略的ビジネス構築講座シリーズ ~既存ビジネスの梃入れ編~
http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1659
では、次回のブログも楽しみにしていて下さいね。
ジョイントベンチャー事例・日光鬼怒川温泉旅行を通して見えたジョイントベンチャー戦略とは?
- 2009-08-19 (水)
- ジョイントベンチャー | ライフ
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昨日、日光鬼怒川温泉旅行から帰ってきました。
今回のブログは、ちょっといつもとは趣向を変えて、
この旅行を通して学んだジョイントベンチャー戦略に
関してあなたんへシェアしたいと思います。
宿泊先は、ホテルハーヴェスト鬼怒川で、ヒルトンを通して予約しました。
え?と思われますよね。種明かしは、”ジョイントベンチャー”です。
ジョイントベンチャーとは、お互いの経営資源(例えば、顧客基盤など)を活用し、
お互いのビジネスを拡大する手法になります。既に持っている経営資源を活用するため、
追加投資の必要がなく、比較的容易に始めることができます。
アメリカの有名マーケターであるジェイ・エイブラハム氏が最も得意とする手法で、
彼がクライアントにもたらした売上増の約70%は、このジョイントベンチャーを活用した
ものと言われています。それだけ、強力な手法と言えます。
話を戻すと、私はヒルトン・グランドバケーションクラブ会員で、毎年クラブポイントが
もらえます。このポイントを使うと、ただでホテルに宿泊できます
(その分、高い年会費を払っていますが・・・・)。
日本の場合、ヒルトンホテルはある特定地域しかありません。そこで、ヒルトンはホテル
ハーヴェストとジョイントベンチャーすることにより、顧客満足度を高めています。
一方、ホテルハーヴェストもヒルトンの顧客を取り込めるメリットがあります。
実際、ホテルの部屋は広く、いろんな種類の温泉もあり、結構気に入ってしまいました(笑)。
滞在2日目に日光鬼怒川で有名なライン下りを体験しました。
チケットは、鬼怒川温泉ロープウェイと鬼怒川ライン下りのセットで、割引料金となって
いるものをホテルロビーで購入しました。これも鬼怒高原開発株式会社とホテルハーヴェスト
のジョイントベンチャーですね。
鬼怒川ライン下りは、スリルがあって結構楽しかったです
(少し濡れますが、これはお薦めですね)。
船の降り場には、ドライブインがあり、簡単な食事ができるようになっています。
バスは待機されてなくて、20分後ぐらいに到着するような手配になっています
(これは、お客さんにドライブインでの食事を楽しんでもらおうという配慮を感じました)。
その後、バスで鬼怒川温泉駅まで移動し、駐車場へ戻る事になるのですが、
ここでも地元のバス会社とのジョイントベンチャーが見られました。
鬼怒川ライン下りは非常に人気があり、一度に150人ぐらいが乗船します(30人×5隻)。
これを一日に10回ぐらいやりますので、1,500人ぐらいの集客になります。ライン下りという
人気商品を販売することによって、
・ロープウェイとのセット販売
・バスを待つドライブインでの飲食代
・バスの料金(これはライン下りの基本料金に含まれています)
など、いろんなところで収益の柱を構築しています。
また、冬場はライン下りはクローズとなってしまうのですが、鬼怒高原開発株式会社は
エーデルワイススキーリゾートを経営していますので、従業員はスキー場で働くそうです。
うまく出来てますね。
ということで、今回は旅行を楽しみながらも、旅行・観光業における
ジョイントベンチャー戦略について考えてみました。
ちなみに、この旅行では、鬼怒川温泉ロープウェイや
鬼怒川ライン下り以外にもいろいろと
楽しみました。
・釣堀でニジマスを釣り、釣った魚をその場で塩焼きにして食べたり
・中禅寺湖や華厳の滝を見たり
・せんべいを自分で焼いて食べたり
・プールの室内温水プールで遊んだり
・湯葉料理を食べたり
と非常に充実した楽しい2泊3日の旅行でした。
妻と娘も非常に満足していたようです。
今日から通常業務に戻りました。少しブログのアップが遅れてしまいましたが、またいつも
のペースに戻しますので、次回のブログも楽しみにしていて下さいね。
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