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イベントの効果測定・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.26)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

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さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(22)の”セミナー
などのイベント内容、見込み客の獲得状況は?について記事を書きたいと思います。

あなたのビジネスにおいても、見込み客を集客するために業界の展示会に出展したり、
セミナーを開催していると思います。

ところで、その費用対効果をしっかり測定していますか?
よくあるのが、「毎年恒例だから展示会に出展しています」という話です。

私がアメリカに駐在している時の話ですが、はやり毎年恒例の展示会に多額の費用を投入
して出展していました。事務所は、ニュージャージー州にあったのですが、その展示会は
イリノイ州のシカゴで開催されていました。機材の輸送費用、出展費用、スタッフの人件費、
シカゴまでの航空チケット、ホテル代、滞在費などを合わせるとかなりの出費になります。

一方、その効果を測定すると、ほとんど成果がありませんでした。
アメリカ人スタッフに言わせると、市場での存在感をアピールするために必要とのことだった
のですが、やはり費用対効果を考えると全然割に合わない展示会でした。

そこで、2001年のITバブル崩壊をきっかけとして、展示会への出展は止めることにした
のです。景気後退で売上は落ちましたが、それはこの展示会へ出展しなかったのが原因では
ありません。その後、事業再建計画の立案と実行により、V字回復することができました。

ポイントは、施策の内容と費用、成果のバランスをよく分析する必要があるということです。
毎年出展しているから、今年も出展するという考え方ではなく、やはりデータをよく分析して
最も費用対効果が高い施策に予算を充てる方がより成果が出やすいと思います。

最初は、テストマーケティングとしていろいろ試してみる必要がありますが、ある程度データ
が取れた段階で、効果的な施策にお金を投下すると良いと思います。

ちなみに、見込み客の開拓方法は以下の方法が考えられます。

1.WEBサイトによる集客
2.セミナーによる集客
3.ダイレクトメール
4.FAX DM
5.テレマーケティング(テレアポ)
6.イベントへの出展
7.ジョイントベンチャー
8.紹介システム
9.休眠クライアントの掘り起こし
など

いろいろと試してみて、費用対効果を測定してみて下さい。
その中で、成功パターンを見つけると、効率的に見込み客を開拓できるようになると思います。

では、本日はここまでにしたいと思います。
また、今週の後半にここでお会いしましょう。

P.S 私が開講しているネット講座の受講生より、こんなコメントをもらいました。
満足度:大変満足(選択肢:大変満足|まあ満足|やや不満|大変不満)
理由:————————————————————————–
実務レベルの内容でとても参考になりました。読み返せば読み返すほど、更に多くの
気づきを得られる内容でした。個人事業主として独立開業編を楽しみにしております。
———————————————————————————
戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ ~既存ビジネスの梃入れ編~
に関しては、こちらから詳細情報をご確認頂けます。
http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1659

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WEBサイトの梃入れ・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.21)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”52回目の記事になります。
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もう10月ですね。10月といえばスポーツの秋ですね。
そういえば、9月の連休にお台場のマッスルパークへ遊びに行きました。
体力測定のアトラクションがあったのですが、日頃の運動不足の影響で、体力年齢がなんと
●0歳という結果でした(ちょっと、この内容は人には言えないくらい恥ずかしい内容なので
何歳と診断されたのかは、ご想像にお任せします)。

若い頃は、スポーツ万能だったのに・・・・、かなりショックだったので、少しは運動しよう
と思います(ちなみに、体重計による体内年齢は、20歳です!)。

さて、本日のテーマは、前々回の続き「WEBサイト」に関してです。
前回は、ログ解析における基本的なチェックポイントに関して記載しました。
今回は、WEBサイトの改善事例を紹介したいと思います。

IT系のソリューションサービスをASPで供給しているクライアントがあります。
受注に至っている成功パターンを調べると、無料トライアルを申し込み、ご体験頂いた見込み客
の約50%が成約に至っていることが分かりました。

そこで、WEBの梃入れにより、無料トライアルの申し込みが増えるような仕掛けをしました。
その結果、今まで月1件の無料トライアルの申し込みがなんと10倍の月10件になりました。

どんな梃入れをしたと思いますか?

具体的に施した施策は、非常に簡単です。

1.無料トライアル申し込みへの導線をシンプルに分かりやすくした
改善前は、トライアル申し込みページまでの導線が複雑で分かりにくかったので
分かりやすく改善しました。

2.アンケートを削除した
無料トライアル申し込みページには、アンケートに答えないといけない作りになって
いました。これでは、ユーザーの視点で考えると、”面倒なので止めた”ということ
になってしまいますので、アンケートは削除してもらいました。

3.サービスの料金体系を変更
サービスの最低料金が3~4万円だったのを、5,000円~のサービス料金体系にしました。
つまりフロントエンドサービスを設定し、契約のハードルを下げることにしたのです。
これは、単純に価格を下げたのではなく、サービス内容も限定的なものにしています。

基本的には、この3つの改善で、結果が10倍になっています。
施策を実行して3か月経過しましたが、平均してみても月8件ぐらいの申し込みがありますので
以前と比べると平均で8倍の効果ということになります。

ちなみに、WEBサイトへのアクセス量に関しては、梃入れ前後で変化はありません。
WEBサイトのコンテンツを少し改善しただけで、コンバージョン率が向上したことになります。

次のステップとしては、WEBサイトへのトラフィック(アクセス量)を増やすことにより、更に
申し込み数を増やす施策を打っています。

これは、SEO対策によるトラフィック増加を狙った施策になります。
ちなみに、SEO HACKSというサービスを活用しています。

WEBサイトは、新規の見込み客を開拓する非常に効果的なツールです。
是非、あなたもWEBサイトのログ分析と改善にチャレンジしてみて下さい。

では、今日はここまでにしたいと思います。
また、来週お会いしましょう。

P.S:戦略構築に関するワンコイン講座を開講しました。ワンコインなので、料金はたったの
500円です。少しでも”戦略構築”に興味がある方は、受講して下さいね。
ちなみに、11月末までの限定講座になります。詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1680

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ジョイントベンチャー・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.11)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”41回目の記事になります。
まだ、1回目40回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

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さて、本日のテーマはジョイントベンチャーです(戦略的業務提携、アライアンスという
言い方もあります)。私の前々職は製造メーカーだったのですが、社内ではジョイント
ベンチャーのことを”ある会社とある会社が共同出資して新しい会社を設立し、一緒に
会社経営する”という意味で使っていました。

ここで説明するジョイントベンチャーとは、お互いの経営資源(例えば、顧客基盤など)
を活用し、お互いのビジネスを拡大する手法になります。既に持っている経営資源を
活用するため、追加投資の必要がなく、比較的容易に始めることができます。

アメリカの有名マーケターであるジェイ・エイブラハム氏が最も得意とする手法で、
彼がクライアントにもたらした売上増(計測可能な内容で約7,000億円と言われています)
の約70%は、このジョイントベンチャーを活用したものと言われています。
それだけ、強力な手法と言えます。

この前開講したネット講座「戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ~既存ビジネスの梃入れ編~」
の第9章でも、このテーマに関して説明しています。

ここでは、私がアメリカ駐在時代に実際に成功した事例を紹介したいと思います。

私は、アメリカの販売子会社で事業部の責任者をしていました。
2001年にアメリカのITバブルが崩壊し、売上は半減、
待ったなしのリストラクチャリングが必要な時代でした

(この内容に関しては、「事業再建マニュアル」に詳しく書いてありますので、
興味がある方は、是非「事業再建マニュアル」をお読み下さい。
無料冊子で、どなたでもダウンロード可能です)。

大幅に人員削減しましたので、営業効率を飛躍的にアップする必要がありました。
そんな時に有効だったのが、このジョイントベンチャーという手法です。

私が所属していた会社は、日本では結構有名企業なのですが、
アメリカでの知名度は日本程ではありませんでした。そこで、
アメリカである程度知名度があり、ターゲット顧客が共通で
競合関係にならないパートナーを探しました。

そのパートナーは、インターネットを活用した
エンドユーザーへの直販売りで急激に業績を
伸ばしていた会社です。

自社製品はなく、すべて他社メーカーの商品を扱い、販売しています。

この業界は、ディストリビューター(販売代理店)経由で製品販売するのが業界の慣習に
なっていましたが、インターネットを活用し、エンドユーザーへ直販するビジネスモデルは、
業界慣習を打ち破る画期的なものでした(今はそれほど画期的ではないのですが、今から
10年も前の話なので、当時としては話題となっていました)。

中間マージンを排除したビジネスモデルのため、低価格で販売することが可能となり、
しかも販売側は高い粗利益を確保することが可能となります。

ちょっと長くなりそうなので、今日はここまでにしておきますね。
続きは、次回のブログまでお待ち下さい。

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