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ダウンセル・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.37)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”68回目の記事になります。
まだ、1回目67回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

私が運営している”グローバルプロフェッショナルキャリア研究所(GPC研究所)”
も是非見て下さいね。こちらは、個人向けの戦略的キャリアアップ支援サイトになります。
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さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(27)既存顧客に
対して、アップセル・ダウンセル・クロスセルを提案しているか? に関する記事の続きを
書きたいと思います。

前回は”アップセル”に関して書きましたので、今回は、ダウンセルに関して書きたいと
思います。

まずは、言葉の定義に関して説明しますね。

◆ダウンセル

ダウンセル(down sell)は、アップセルの逆ですね。
一言で表現すると”下位の商品やサービスの販売”ということになります。

商品やサービスを購買したお客様(クライアント)や購買の意思を示したお客様に対して、
より下位の商品やサービス(質が劣るもしくは量が少ない商品やサービス、販売価格も低く、
粗利益額も低いもの)を勧める内容になります。
但し、商品やサービス内容によっては、粗利益率は、上がる場合もあります。
何故、わざわざ売上や利益額が下がってしまうような商品やサービスを勧めるの?
と思われた読者も多いと思いますので、その理由について説明したいと思います。

ここでのポイントですが、購入の意思を示したお客様に対して、その商品やサービスの内容
がそのお客様に対して明らかにオーバースペック(過剰な商品仕様や過剰なサービス内容)
である場合、また、そのお客様にとっては、下位商品やサービスの方がマッチしている場合
に、ダウンセルします。

自社の売上や利益を優先して考えた場合、わざわざ下位の商品やサービスを勧める必要はない
という考え方が普通かも知れませんが、その商品やサービスを熟知しているあなたが、お客様
にとって最適なものを選び、推奨することが非常に大切です。

あなたが逆の立場(お客さんの立場)だったら、是非そうしてほしいと思いますよね。

そうすれば、お客様はあなたのことを信用・信頼し、生涯に渡りお付き合い頂けるように
なる可能性が高くなります。

結果的にLTV(顧客生涯価値)が上がり、そのお客様がもたらしてくれる利益も増えるわけです。

私がこのブログで何度も説明しているマインドセットやジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略」
の本質は、ここにあります。

ダウンセルに関してご理解頂けたでしょうか?

ポイントは、お客様にとって最適な商品やサービスを推奨することになります。
自社の売上アップや利益アップを最優先することなく、すべてお客様目線で、ベストマッチの
商品やサービスを提供する、これが大切です。

そうすれば、中長期的に見ると、結果的には、自社の売上・利益アップに繋がることになります。
目先の売上アップや利益アップに捕らわれないようにしないといけないですね。

では、今回のブログはここまでにしたいと思います。
また、来週ここでお会いしましょう。

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お早めにお申し込み下さい。

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アップセル・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.36)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”67回目の記事になります。
まだ、1回目66回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

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今日は、連休明けですね。連休中はどこかお出かけになりましたか?
私は、年末の大掃除に向けて、仕事関係の書類を整理したり、机の引き出しを整理して
ました。結構、いらないものがあったようで、かなりすっきりしました。
いらないものは、どんどん捨てる方がいいですね。

さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(27)既存顧客に
対して、アップセル・ダウンセル・クロスセルを提案しているか? に関する記事を書きたい
と思います。

今回は、まずはアップセルにフォーカスして書きたいと思います。

まずは、言葉の定義に関して説明しますね。

◆アップセル

アップセル(up sell)とは、一言で表現すると”上位の商品やサービスの販売”という
ことになります。

商品やサービスを購買したお客様(クライアント)や購買の意思を示したお客様に対して、
より上位の商品やサービス(質の高い商品やサービス、販売価格も高く、粗利益額も高い
もの)を勧める販売促進のテクニックになります。但し、商品やサービス内容によって、
粗利益率は、下がる場合もあります。

ここでのポイントは、自社の売上アップや利益アップを中心に考えて上位の商品やサービス
を勧めるのではなく、お客様の抱えている課題や問題を解決するために、より良い商品や
サービスをお客様の立場に立って、また、お客様の視点で考えた上で、その商品やサービス
を勧めるということになります。

結果的には、上位の商品やサービスを勧めるわけですが、売る側のマインドセットが非常
に重要と言えます。

では、私の「戦略コンサルティング」と「ハンズオン型実行支援」の事例を紹介しましょう。
この事例は、既に私の有料サービスを体験されたクライアントに対するアップセルの事例に
なります。

月1回、半日支援のクライアントがいました。3か月、3回の支援で戦略の骨子はほぼ固める
ことができましたが、実際に成果へ繋げるためには、ハンズオン型の実行支援が必要不可欠
でした。

そこで、営業会議への参加、営業の同行訪問、見込み客に対する提案サポートなど、実践面
におけるサポートを提案、今までの月1回支援を月2回にすることができました。それにより
月額支援料金は2倍になりました。

また、成果を出すためには、長期的に支援する必要がありますので、6か月の長期契約にして
頂きました。これは、大幅なアップセルとなり、一気に購入単価を上げることが出来ました。
クライアントのことを第一に考え、クライアントにとって何がベストなのかを検討すると、
良い提案内容が思いつき、それがアップセルに繋がります。

アップセルに関してご理解頂けたでしょうか?

ポイントは、お客様にとって最適な商品やサービスを推奨することになります。
自社の売上アップや利益アップを最優先することなく、すべてお客様目線で、ベストマッチの
商品やサービスを提供する、これが大切です。

では、今回のブログはここまでにしたいと思います。
次回は、ダウンセルに関して、記事を書きたいと思います。

P.S:私のクライアントが共催として12月4日(金)にセミナーを開催します。
テーマは、「ダイバーシティ・マネジメントセミナー 多様な個を活かし、組織力向上を図る!」
で、パネラーにユニ・チャーム、British Airwaysなどの有名企業におけるキーパーソンが
参加されます。これからは、グローバル化が益々加速していきますので、ダイバーシティ・
マネジメントは必須となります。少しでもご興味がある方は、無料セミナーなので、是非ご参加
下さい。セミナーに関する詳しい情報は、こちらからご覧頂けます。
http://ja-sol.jp/info/log/eid16.html

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営業のパフォーマンス(続編)・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.33)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”64回目の記事になります。
まだ、1回目63回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

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さて、本日のテーマは、25回目の記事に投稿した戦略チェックシート(25)営業は何名
いるか? 一人当たりの担当顧客数は? 訪問頻度は? 新規顧客開拓数は? に関する
記事の続編になります。

前回のブログでは、この4つの問いかけに関して説明しました。
今回は、あなたのお役に立つような事例を紹介したいと思います。

私のクライアント(従業員10名未満のベンチャー企業)で、専任の営業マンが一人もいない
会社がありました。ベンチャーなので、複数の業務を担当しているため、営業だけに専念
できる環境ではありませんでした。

また、営業スタイルも問合せがあれば見積りを提出して終わりというスタイルです。
それでも、私がコンサルティングをする前までは、それなりに好調な業績を維持して
いました。

でも、リーマンショックの影響による大不況と大口顧客の失注により、結構まずい状況
に陥りましたので、私がコンサルティングをすることになったのです。

そこで、私が取り組んだ内容をみなさんへシェアしたいと思います。

1.営業マンのアサイン
今まで専任の営業マンがいなかったので、まずは営業マンをアサインしてもらいました。
ベンチャーなので、専任というわけにはいきませんが、それでも極力社内の仕事はしな
くて良い環境を設定してもらいました。

2.既存顧客をすべて一通り訪問する
この会社の場合は、アクティブな既存顧客が100社未満だったので、約3か月に渡り
ほとんどの顧客を訪問してもらいました。そうすると、リピートオーダーが入ったり、
別のサービスをご発注頂くなどのポジティブな変化が起こりました。

3.過去のクライアントへの電話コンタクト
過去取引があった顧客へ電話でコンタクトしてもらいました。かなりの数のクライアント
になりますので、一度に全部は無理ですが、この活動によって取引が再開した顧客も何社
かありますので、これは継続して取り組んでもらう予定です。

4.定期的なフォローアップ
今まで、ほとんどフォローアップされていませんでしたので、既存顧客と見込み客に関して
は、定期的にコンタクトするような業務フローにしました。これにより、リピートオーダー
や新規顧客を開拓できるようになっています。

営業関係の改革は、すべて基本的な内容です。
これにより、3月末決算の会社ですが、この11月時点で今期の予算達成は、ほぼ見えている
状況になっています。

現在は、受注が好調のため、それをさばくのが大変な状況となり、社内の業務改善に関する
コンサルティングもすることになりました。

営業マンの活動内容を少し変えるだけで、これだけの成果が上がります。
あなたも是非試してみて下さい。

但し、戦略を構築した上で営業改革しないと思ったような成果は上がりませんので、その点
は気をつけて下さいね。

どう進めて良いか分からない方は、無料相談というサービスがありますので、是非ご活用
下さい。お申し込みは、こちらからになります。
⇒ http://strategy-plan.com/consult.html
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
また、来週ここでお会いしましょう。

P.S.営業に関しては、戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ ~既存ビジネスの梃入れ編~
「第11章:営業の仕事」で詳しく説明していますので、ご興味がある方は、受講されると良い
と思います。
http://www.knowledge.ne.jp/ksa/247667-1-1659

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