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事業コンセプトを考える(1)

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こんにちは!

戦略企画ドットコムの三宅です。

相変わらず、暑いですね。
でも、我が家のエアコンが効きすぎて
ちょっと寒いです(ドライ設定なのですが・・・)。
エアコンを止めると暑いし、調整が難しいですね。

先週の後半から週末にかけて動画講座

お金をかけないで手堅く独立起業する方法

を案内させて頂きましたが、この講座の宿題として
”事業コンセプト”を考える内容があります。

現在、法人クライアントにも新サービスの
事業コンセプトを考えて頂いていますので

今回は、”事業コンセプト”をテーマに記事を
書きたいと思います。

事業コンセプトは、非常に重要で、
商品・サービスが売れる、売れないは、このコンセプト
の内容次第と言っても過言ではありません。

私が”事業コンセプト”に関して、クライアントに
問いかけていることは、以下の4つです。

◆誰の(ターゲット顧客)

◆どんな悩み、課題(ニーズ)に対して

◆どのような価値(商品・サービス)を提供するのか

◆それは、何故あなたからなのか

この4つのシンプルな質問に答えることで
コンセプトが明確になります。

ただ、実際やってみると分かると思いますが
これが結構難しいです。
クライアントも動画講座の受講生も頭を抱えて
いました。

昨日、動画講座の受講者からは、

「なかなか良い考えが浮かびません。
どのようにして見つければ良いでしょうか?」

という内容の質問を頂きました。

では、どのような切り口で考えれば良いのか?
を少し解説したいと思います。

まず、

◆誰の(ターゲット顧客)

に関してですが、個人事業主の方の場合は
ビジネス=人生
となりますので、

”誰と一緒にビジネスをしたいと思いますか?”

もしくは、

”誰の力になってあげたいですか?”

という切り口で考えると、分かりやすいと思います。

ビジネスは、短期的に終わるものではありません。
長期的な視点が必要です。

長期的にビジネスを行うためには、やはり自分が誰と
一緒にビジネスしたいのか、誰の力になってあげたい
と思うのか、誰を支援したいのか

ということが非常に重要だと思います。

では、これが法人ビジネスの場合だとどうか
というと、基本的な考え方は変わらないと思います。

法人と言えども、ビジネスを推進するのは人間です。
嫌な人を相手にするビジネスは、短期的には有かも
知れませんが、長期的には難しいと思います。

長期的にビジネスを大きくするのであれば
この”誰の”という質問内容は、非常に重要な意味を
持ちます。

恐らく、このような視点で考えたことがないかも?
知れませんので、これを機会に自分が事業責任者だったら

”誰の満たされていないニーズを満たしたいと思うのか”

考えてみると良いと思います。

この”誰の”に関して、ある程度見えてきたら、今度は、

”何故、その人なのか?”

理由を考えてみて下さい。
そうすることによって、そのターゲットを選んだ理由が
はっきりし、迷いがなくなると思います。

そして、たった一人で良いので、その具体的な見込み客を
イメージしてみて下さい。

出来れば、実在する人が良いと思います。

今度は、その人の特徴を箇条書きにします。

例えば、年齢、性別、既婚・未婚、彼氏・彼女の有無、職業、
居住地、年収、家族構成、趣味、良く読む雑誌、良く見るネット、
好きな食べ物、性格 などなど

分かることは、すべて書きだしてみて下さい。

これで、あなたのサービスをお金を出して買いたいと
思っている見込み客像が明らかになるはずです。
これで、事業コンセプトにおける”誰の”が明確に
なると思います。

ちょっと長くなりそうなので、続きは次回のメルマガに
したいと思います。

●追伸:動画講座のQ&Aページを作成しました。
受講者だけではなく、一般の方でも見れます。
こちらをご覧下さい ⇒ http://strategy-plan.com/blog/qa/

また、いきなり9,700円は投資できない、でも興味はある
という方は、ビデオを1本単位で購入できるようにしましたので
こちらのページをご覧下さい
http://strategy-plan.com/blog/01-4/

※全ビデオのサンプル動画を見ることができます。

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新規事業は失敗する?

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こんにちは!

戦略企画ドットコム
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”
126回目の記事になります!

今回から連載で「新規事業」に関する記事
を書いていきたいと思います。

きっとあなたにとっても興味深い内容になると
思います。

新規事業に関するノウハウは、今まで一度も公開
していません。

これから、このブログを通じてノウハウを公開
していきますね。

楽しみにしていて下さい。

ということで、今回は、

「新規事業は失敗する」

というちょっと過激なテーマ名で記事を
書きたいと思います。

あなたは、新規事業をゼロから企画し、
その事業の立上責任者を経験したことは
ありますか?

経験がある方だと分かると思いますが

かなり大変です。

そもそも、新規事業が成功する確率は
1勝9敗だと言われています。

10個の新規事業で、成功するのは、わずか1個です。

ほとんどの新規事業が失敗に終わっている
という現実があります。

私が一番最初に新規事業に携わったのは、
前職在籍時代で、ちょうど転職した1年目でした。

会社としても未知の領域であり、私としても
新規事業をゼロから企画して、その責任者として
立ち上げるのは、初めての経験でした。

しかも、前々職は製造業界にいて、全く畑違いの
人材ビジネス業界へ転職しましたので、右も左も
分からない状況の中で取り組んだことになります。

今思うと、かなり無謀ですよね(笑)。

結果的にそのビジネスは、2年で売上約1億円の
規模になりましたが、利益が出ない状況であり
先行きも不透明だったので、撤退するという意思
決定をしました。

これが私にとって初めての新規事業立ち上げ経験
になります。

本当に辛いことや楽しいこと、小さな成功や失敗も
あり、私にとっては学ぶことが多く、非常に良い
経験になりました。

でも、結果的には成功はしませんでした。
今、客観的に冷静な目で見ると、そういう結果に
なって当然だと思います。

一方で、早めの撤退が功を奏し、リーマンショック
のちょうど1か月前までに撤退を完了させ、
大きな赤字を出さなかったことが救いでした。

その後、また別の新規事業立ち上げに参画、
そして、自分のビジネスを企画・立ち上げて独立、

現在は、クライアントの新規事業企画、立ち上げ
にも携わっています。

まだ、大きな成功経験はありませんが
今までの失敗経験から、どのように新規事業を企画し、
どのように立ち上げていけば成功に一歩近づけるのか
が分かりつつある状況にいます。

そこで、自分の頭の中を整理しながら、
あなたに新規事業企画と立ち上げに関するノウハウを
このブログで公開していきます。

前置きが長くなりましたが
新規事業に関してまず一番言いたい事は、

”失敗する確率が異常に高い”

ということです。

大成功を収めている次元の高い方に言わせると
「新規事業なんて簡単だよ」

と思われるかも知れませんが

実際に実務を通して私自身が肌感覚で感じている
のは、やはり成功よりも失敗する確率の方が
圧倒的に高いということになります。

ですから、

・中途半端な気持ち
・中途半端な体制

では、うまくいかないということです。

感覚としては、

・どうすれば成功するのか?

というよりも

・どうすれば失敗する確率を下げることが
できるのか?

という思考の方が結果的にうまく行くような
気がします。

巨額の資金があり、余裕がある会社は思いっきり
お金を投入することも可能ですが、

世の中にある会社の多くは、そのような余裕がないと
思いますので、いかに失敗する確率を下げながら
新規事業にチャレンジしていくのか

というマインドセットが大切だと思います。

そうすれば、大きく失敗することはないと思います。

では、どのような手順で新規事業を企画し
実際に立ち上げていけば良いのか

その具体的な方法に関しては、次回以降のブログで
説明していきますね。

では、本日のブログはここまでにしたいと
思います。

追伸:【コンサルタントで独立】ブログ
も始めました。将来、コンサルタントとして独立・起業
することに興味がある方は、こちらもご覧下さい!
http://strategyplan.blog130.fc2.com/

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経営理念と事業理念の関係性とは?

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”4回目の記事になります。
まだ、1回目3回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

戦略企画.comと戦略コンサルタントブログ”気づきのシェア”を立ち上げて
から一週間が経過しました。その間、いろんな方からありがたいコメントを
頂きましたので、一部紹介させて頂きたいと思います。

・サイト拝見させて頂きました。ますますご活躍されていますね!
・サイト拝見しました。初々しい感じが伝わってきます。
・ビジネス界の戦士みたいなイメージ。今迄戦い抜いてきた強さを感じました。
・よくできていますね。自分のBlogで紹介しておきますよ。
・経歴から戦略企画.comを理解するページが印象的でこのビジネスに対する
熱い思いを強く感じました。
・徐々にコンテンツが増えると、すごく良質なサイトになるように感じます。
・戦略色やワークフローなど出ており、分かりやすいと思います。
個人的には、三宅さんのプロフィールが事業への思いなど伝わりとても
素敵だと思います。

などなど、これら以外にもたくさんコメント頂きました。みなさん、ありがとう
ございます。みなさんのお役に立てるよう、全力で頑張ります!

さて、今回のテーマは、”経営理念と事業理念の関係性”についてです。
あなたは、どう思われますか?(ちょっと考えて見てください)

これは、比較的想像するのが難しくないと思います。
経営理念が上位理念、会社という箱を全体的に覆っているようなイメージで
その箱の中に納まる形で事業理念があります。イメージ湧きますかね?

経営理念は会社の原点、事業理念は事業の原点です。
まだ、規模が小さい中小・ベンチャー企業は、単一事業を展開しているケースが
多いので、それらの区別が明確にない会社が多いかも知れません。

ちなみに我社(アクシスコンサルティング)の経営理念は、
”新しい社会的価値の創造”です。この理念をベースに新しい事業を考えています。

私の事業部(戦略企画アウトソーシング事業)の理念は、まだ明確に言語化できて
いないのですが主旨は、”中小・ベンチャー企業をグローバル社会でも元気に活躍
できる企業にするお手伝いをすることによる社会貢献”もしくは”中小・ベンチャー
企業の業績アップをサポートすることによる社会貢献”です
(まだ、うまくまとまってないですね)。

これは、上位理念である経営理念との整合性が取れていると思っています。
どんな新しい価値があるのか?については、こちらを読んで頂けると分かりやすい
と思います(戦略企画.comとは)。

ここで言いたいのは、経営理念と事業理念の整合性が取れているか?ということです。
新規事業をただ”儲かりそうだから”、”なんだかニーズがありそうだから”という理由で
はじめるとうまく行かないかも?知れません
(ただでさえ、新規事業を成功させるのは大変です)。

この点をあなたに注意して頂きたいと思い、このテーマで書いてみました。
事業がうまくいっていない会社、事業部は、この点から見直すと良いかも知れませんね。

さて、理念にはもう一つ重要な役割があります。それは、”最高意思決定基準”です。
ビジネスを進めていくと、いくつもの壁にぶち当たります(私も何度壁にぶち当たった
ことか)。いろんな意思決定をしなければいけません。

その時の判断基準になるのが、経営理念や事業理念になります。

次回は、理念と意思決定の関係性について書こうと思います。

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