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USPの詳細説明・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.4)
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”27回目の記事になります。
まだ、1回目~26回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。
独立してから早いもので1週間経過しました。
退職するといろんな煩わしい手続きがあります。
例えば、厚生年金から国民年金への切り替え手続きであったり、
健康保険を国民健康保険へ切り替えたりといった手続きです。
国民年金は、一律で月額約15,000円となり、厚生年金
よりも安くなって良いのですが
(その分、もらえる金額も下がるようですが)、
健康保険は、私の場合、国保にすると大幅アップとなります。
ちょっとビックリするぐらい高くなるので、何とかならないか?
と調べていたところ、「今すぐできる!! 国民健康保険料の激減マニュアル」
というのを見つけて、早速購入してみました。
すると、なんと年間で約20万円以上も安くする
ことが出来ました。脱サラして、個人事業主になる方に
お薦めのマニュアルです。
将来、法人化するときの節税対策も書いてあります。
さて、今日の本題ですが、今まで既存事業における
戦略立案フローについて記事を書いてきました。
その中でUSP(ユニークセリングプロポジション)
という重要な内容が出てきましたので、
前回に引き続きUSPに関して、その詳細
内容を説明したいと思います。
USPは、簡単に言うと
「他社との差別化ポイント」や「私があなたからその商品やサービス
を買わなければいけない理由」でしたね。
また、相手に対してベネフィットを明確にすること
が大切です。では、このUSPをどうやって作成したら
良いのかを説明したいと思います。
まず、事前準備として、以下の項目を明確にする必要があります。
◆自社の強みを明確にする(会社独自の強み、価値は何か?)
◆競合のUSP、強み、弱みに関する分析
◆ターゲット顧客の明確化と満たされていないニーズは何か?
これらを明確にするには、以前紹介した3C分析や4P分析を
活用すると良いと思います。
最強のUSPは、
◆自社が圧倒的に強い領域
◆競合他社が弱い領域
◆ターゲット顧客が満たしてほしい領域
⇒この3つが交わる領域が最も勝てる領域と言えます。
また、USPを校正する要素としては
-地理的要素(特定地域)
-価格的要素(圧倒的な価格メリット)
-選択肢(バリエーションが豊富)
-量的要素(量が多い)
-サービス内容(サービス内容が良い)
-納品・実行までの時間(早い)
-専門性(専門性が高い)
-サイズ・大きさ(小さい・大きい)
-期間(短い・長い)
-リスクリバーサル(返金保証)
が考えられます。
例えば、FEDEXの昔のUSPは、「翌日に配達します」でした。
当時のアメリカは、国土が広いということもあり、
翌日に配達する会社(FEDEXの競合他社)は
存在しませんでした
(今は、競合他社も翌日配達可能なので、
USPにはなりませんが)。
非常に簡潔で分かりやすいUSPで、翌日に配達するという
ベネフィットも明確です。但し、USPは環境変化(時代の変化、
競合他社の変化、自社の変化など)に応じて常に更新する必要があります。
あなたのビジネスにおけるUSPを考えて見て下さいね。
では、今日はこの辺で。
次回も楽しみにしていて下さい。
USPとは?戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.3)
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”26回目の記事になります。
まだ、1回目~25回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。
今日は、7月1日ですね。
この日は、私にとって非常に大切な日となります。
昨日、6月30日に所属会社を退職し、まずは個人事業主として
独立することになりました。
最近、ブログの更新が不定期となってしまったのは、
これが原因です。独立が急に決まったので、
その準備でバタバタしていました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
まだ、いろいろと独立に伴う処理や準備がありますので、
7月も多少バタバタしそうですが、隙間時間を見つけて、
頑張って記事を書きたいと思います。
ところで、独立して何をするのか?と言いますと、
一つは今まで通り法人向けに
「戦略コンサルティング」と「ハンズオン型実行支援サービス」を提供します。
これは従来通りです。WEBサイト(戦略企画.com)も
引き続き私が運用します。
そして、もう一つやりたいことがあり、その準備を
進めているところです。
もう少しで皆さんへアナウンスできると
思いますので、楽しみにしていて下さい。
では本題に入りましょう。
前回は”既存事業の梃入れに関する戦略立案フロー”
における戦略チェックシートの項目に関する記事を書きました。
今回もその続編になりますが、今回はその各項目に関して
一つ一つ解説していきたいと思います。
今回も非常に重要な内容となりますので、是非最後までお付き合い下さい。
戦略チェックシートの(1)は、”理念”でしたね。
理念とは、「最終的に達成したいこと」になります。
理念に関して、こちらで詳しく記事を書きましたので、
ここでは省略しますね。
では、戦略チェックシートの(2)ですが、これは
”USP(ユニークセリングプロポジション)”
になります。皆さん、USPは何かご存知ですか?
ジェイ・エイブラハムのハイパワーマーケティング
もしくはMr.Xを読まれている方はご存知だと思います。
非常に簡単に言うと、
「他社との差別化ポイント」や
「私があなたからその商品やサービスを
買わなければいけない理由」ということになります。
ポイントは、ユニークであることです。
・他社と同じような商品やサービス
・他社と同じような価格
・他社と同じようなアフターフォロー
であれば、ユニークとは言えません。
このUSPが明確に謳われていないビジネスが多いと感じています。
世の中には、同じような商品やサービスが溢れています。
そうなると、何か特長がないとその商品やサービスは、
情報の中に埋もれてしまいます。
ただ、このUSPを見つけるもしくは作成するのは、結構大変な作業です。
これを書き出すと長くなりますので、次回のブログにて
USPの作成方法に関して触れたいと思います。
では、次回のブログも楽しみにしていて下さい。
戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.2)
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”25回目の記事になります。
まだ、1回目~24回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。
10日ぶりの記事投稿になります。
ちょっと諸事情により、バタバタしています。
7月に入ったら、事情を説明します。
それまで、不定期な記事投稿となり、読者の皆さんには
ご迷惑をお掛けします。
さて、前回は”既存事業の梃入れに関する
戦略立案フロー”に関して記事を書きました。
今回は、その続編になります。
今回も非常に重要な内容となりますので、
是非最後までお付き合い下さい。
では、前回の復習からです。
前回の後半は、戦略チェックシートのチェック項目に関して
箇条書きにしましたね。ただ、長くなりそうだったので、
まだすべてのチェック項目を書き出していません。
今回は、その続きから記載します。
(20)過去の成功事例や顧客の声を販促ツールに活用しているか?
(21)販売促進用の資料の種類とその内容は?
(22)セミナーなどのイベント内容、見込み客の獲得状況は?
(23)上記以外の見込み客開拓方法は?
(24)プロモーションの内容とコスト、その成果は?
(25)営業は何名いるか?一人当たりの担当顧客数は?訪問頻度は?新規顧客開拓数は?
(26)営業は、コンサルティング営業スタイルになっているか?
(27)既存顧客に対して、アップセル・ダウンセル・クロスセルを提案しているか?
(28)既存顧客へ提案できる他社商品(サービス)はないか?
だいたい約30項目のチェックポイントがあります。
これらの内容に関して、現状がどうなって
いるのかを簡潔に書いていきます。
結構、大変な作業ですよね。
でも、この作業により、どこに課題があるのか、
見えてくるようになります。
次のステップとしては、各項目における
現在の課題を抽出していくことになります。
次回以降のブログですが、何故この項目に関して
考える必要があるのか、一つ一つ丁寧に
説明していきたいと思います。
恐らく、その辺に関してご興味があると思いますので。
早いもので、もう週末ですね。
6月も残りわずかです。
2009年の上半期が終わろうとしています。
あなたの2009年上半期はいかがでしたか?
私は、変化に富んだ上半期となりました。
7月以降は、また新たな気持ちで
頑張っていきたいと思います。
では、7月に入ったら、またここでお会いしましょう。
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