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事業企画
3C分析による戦略の方向性(1)「士業支援.com」戦略的業績アップの方法
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”
109回目の記事になります。
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ちょっと、今回から文章の書き方を変えてみました。
一行の文字数を減らして、読みやすくしてみました。
どうでしょうか?
いつもより読みやすいですか?
さて、今回も「士業支援.com」で公開している
無料レポートの内容を一部紹介していく形で
あなたに有益な情報を提供したいと思います。
基本的にビジネスの原理原則は同じなので、
士業ではない方にとっても
参考になる情報だと思います。
士業ではない方は、自分のビジネスのケースに
当てはめて、何かを得て下さいね。
インプットしてアウトプットすることが大切です。
また、士業の方で早くレポートの内容が知りたい方は、
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※無料なので、あなたにリスクはありません。
士業に分かりやすい「戦略的業績アップマニュアル」
~自分の強みを活かしたブランディング戦略編~
前置きが長くなりましたが
今回のテーマは、3C分析による戦略の方向性
の検討に関してです。
コンサルティング業界もそうですが、
士業も似たようなサービスが多く、
どんな特色を出していくのか?
が非常に重要なテーマとなります。
そのための分析が”3C分析”になります。
3C分析の基本的な内容に関しては、
以前にこのブログでも記事を書いていますので、
こちらをご覧頂ければと思います。
ここでは、事例を中心にお話します。
以下は、「戦略企画.com」
(戦略コンサルティングと実行支援サービス)
の3C分析事例になります。
◆顧客分析(市場分析):
・日本の99%は、中小、ベンチャー企業
※株式上場している大手企業は、
たったの1%である
・中小、ベンチャー企業は、財務的、
人的リソースに乏しい
・グローバル化により、経営環境の変化が激しい
・コンサルティングを受けたいが、
料金が高額なため、中小、ベンチャー企業
ではなかなか手を出すことができない
・売上に直結する実践的なコンサルティング
且つ低価格を求めている
◆自社分析(これは私自身の強みになります):
・アメリカでの事業再建成功実績、
ベンチャー企業での経営企画、事業企画、
新規事業立上げの経験が豊富
・16年におよぶ法人営業の経験、また、
マーケティングの経験が豊富
・WEBサイトの企画(特に見込み客開拓用)
経験が豊富
・理工系出身のため、技術的な話も大丈夫
・IT業界関係者との人脈がある
◆競合分析:
・戦略コンサルティングファームは、大手を
メインクライアントとして、
高額なフィーを取っている
・戦略立案に重きを置き、
実行はクライアント任せのところが多い
・戦略以外のコンサルティングファームは、
IT系や会計系が多く、
営業・マーケティング系は少ない
・上流の戦略から最下流の営業実務までを
トータルサポートしている
コンサルティング会社は皆無である
このような分析内容になります。
この3つを大局的に見ると、進むべき方向性が
見えてくるはずです。
これらの定性的データは、
普段の活動において
情報収集しておく必要がありますね。
では、本日のブログは
ここまでにしたいと思います。
次回のブログでは、この3C分析結果から
どんな戦略の方向性を打ち出したのか?
に関して書きたいと思います。
追伸:戦略の方向性は非常に重要なテーマです。
ITベンチャー社長に分かりやすい
「事業戦略策定マニュアル」
でも触れていますので、
こちらからダウンロードして
参考にして下さい。
士業支援.comを始めた理由とは?
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”104回目の記事になります。
まだ、1回目~103回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。
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前回のブログで、「士業支援.com」のサービス開始に関して簡単に紹介させて
頂きましたが、今回は、何故「戦略企画.com」があるのに、わざわざ
「士業支援.com」を始めたのか?
その理由に関して書きたいと思います。
このブログのリピーターの方は既にご存じだと思いますが
私は、2009年7月に「戦略企画ドットコム」という屋号で独立・開業しました。
そして、「戦略企画.com」というブランド名で、ITベンチャー企業に特化した
業績アップ支援サービスを提供しています
(戦略企画.com:http://strategy-plan.com)。
お陰様で、100年に一度と言われているこの不況下でもビジネスは順調に推移し、
独立・開業2か月目で投資コストを回収、安定軌道に乗せることができました。
戦略企画ドットコムのメインクライアントは、ITベンチャー企業です。
私は、まずこの市場にフォーカスすることにしました。
ITベンチャー企業の経営者は、以下の特長を持っています。
・技術系出身で高度な専門スキルを持っている
・マーケティングが弱いので見込み客の集客に苦労している
・営業が弱いので、なかなか新規顧客が獲得できない
・マネジメントが弱い
一方、私の強みは、
・大学、大学院は理系なので、技術者と技術的な会話ができる
・営業、マーケティングが得意(16年の経験、特に海外市場)
・経営企画、事業企画の経験があり、戦略構築も得意
・アメリカで責任者として事業再建を成功させた経験がある
・新規事業の立上責任者経験もあり、現場にも強い
・外国人のマネジメント経験が豊富で、マネジメントも得意
ということで、ITベンチャーの経営陣とは補間関係にあり、このフォーカス
がうまくフィットしました。
当面は、「戦略企画.com」の基盤強化に注力する予定でしたが、ちょっとした
きっかけで、士業向けサービスにおける”隙間”を見つけてしまったのです。
ある日、WEBマーケティングサービスを展開している私の知人から
相談を受けました。
士業向けにWEBサービスを提供したいということでした。
そこで、まずは、私の顧問税理士に士業の方々の実態をヒアリングしました。
そして、次のことが分かりました。
・士業といえども年収300万円ぐらいで食べていけない人が多い
・紹介頼みで新規クライアントとなかなか契約できない
・マーケティングや営業が苦手
・怪しいクライアント紹介ブローカーが電話をしてくる
・“何でも出来ます”が口癖、サービスの特長がない
・強みが見えない、ブランディングができていない
・そもそもホームページやブログも持っていない
などなど、
いろいろと教えてもらいました。
ちなみに、私の顧問税理士は、マーケティングや営業が得意な方なので、
仕事が取れすぎて対応に困っています。
そろそろ、アシスタントを雇わないといけないと言っていました。
なるほど、“士業を支援する”というマーケットはありそうだな
というイメージを持ったわけです。
これが「士業支援.com」構想を考え始めたきっかけになりました。
ちょっと長くなりそうなので、続きは次回のブログで書きますね。
追伸1:士業に分かりやすい「戦略的業績アップマニュアル」シリーズ
~自分の強みを活かしたブランディング戦略編~
を無料でダウンロードしたい方は、こちらのサイトをご覧下さい。
⇒ http://strategy-plan.com/shigyoshien
追伸2:書籍のご紹介です。
この前まで「事業再建」に関する連載記事を書いていました(これからも
続編を書きますが・・・)が、ちょうど”会社再生”に関する新書が発刊
されますので、そのご紹介です。
『会社再生ガール』(田中伸治・著 イラスト・久織ちまき)
4月8日および9日にアマゾンのキャンペーンを実施、いろんな特典が付きます
ので、この機会をうまくご利用下さい。
詳細は、こちらのサイトをご覧下さい。
⇒ http://seigetsusha.com/girl/index.html
P/Lの分解分析(5)事業再建マニュアル(Vol.9)事業再建プラン作成
- 2010-03-12 (金)
- 事業再建
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”97回目の記事になります。
まだ、1回目~96回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。
ちなみに、戦略コンサルタントブログ”気づきのシェア”メルマガ版も配信しています。
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宜しければ、こちらからご登録下さい。⇒ http://www.mag2.com/m/0001001632.html
※お蔭様で、読者は13,230名を超えました!
また、”グローバルプロフェッショナルキャリア研究所(GPC研究所)”も運営しています。
こちらは、個人向けの戦略的キャリアアップ支援サイトになります。
会社に依存しない”グローバル・プロフェッショナル”を目指す会社員応援メルマガ
(無料)を発行していますので、宜しければこちらからご登録下さい。
⇒ http://www.mag2.com/m/0001000664.html
※現在、読者は1,190名ぐらいです。
今週は、次のビジネスに関する構想を練り、準備を進めていました。
戦略企画ドットコムのコアバリューは何か?
そのコアバリューを活かして、他の切り口、別ブランドで新しい価値を創造できないか?
と考え、いろいろと調査していましたが、とりあえずリスクはないので、やってみる
ことにしました!
準備が整い次第、あなたにもお伝えしたいと思います。
さて、今回も「事業再建」におけるP/Lの分解分析に関する記事になります。
非常に重要な内容なので、何回かに分けて詳しく説明しています。
ちょっと高度な内容なので、特に損益計算書の知識がない方には、分かりずらいかも
知れません。詳しく学びたい方は、無料冊子「事業再建マニュアル」をダウンロードして下さい。
⇒ http://strategy-plan.com/book.html
では、前回の続きの記事を書きます。
前回は、P/Lの分解分析のノウハウに関する記事を書きました。
まだお読みでない方は、先に過去の記事を読まれてからの方が理解しやすいと思います。
過去の関連記事は、サイトマップをご覧の上、お読みください。
では、損益計算書(P/L)の分解分析に関する続きを書きますね。
■ノウハウその3:固定費について
販売管理費の主な固定費は、以下の通りです。
(1)直接人員(その事業部に所属し、その事業に従事している社員)の人件費
(2)間接人員(社長・経理財務・人事・総務など管理部門)の人件費
(3)事務所・倉庫などの賃貸費用
上記以外には、出張旅費、通信費、製品カタログ制作費、広告宣伝費、展示会出展費などの
経費があります。
◆直接人員に関して
この内容としては、事業企画・事業管理・営業・マーケティング・カスタマーサービス・
技術サポート・倉庫などの人員が考えられますが、いろんな事業ドメインを横断的に業務遂行
しているケースが多いと思います。
その場合、どの事業ドメイン・どの地域にどれくらい役務提供しているのかを考え、それぞれ
の役務提供の割合を決めていきます。
例えば、ある特定地域を担当している営業マンの人件費は、その担当地域に100%配賦します。
カスタマーサービスや倉庫人員の人件費に関しては、処理しているオーダー件数によって
役務提供割合を計算することが出来ます。
理由は、$100のオーダーも$100,000のオーダーも処理する手間はそれほど変わらないからです。
それ以外のマネージャーや管理部門の人員に関しては、どの業務にどれくらい時間を割いて
いるか、ヒアリングすればだいたいの役務提供割合が分かります。
このようにして、直接人員の人件費を事業ドメインと地域に分解していきます。
◆間接人員の人件費、事務所費用と倉庫費用に関して
間接人員の人件費と事務所費用の分解に関しては、オーダー処理件数比で配賦する方法、
売上金額に応じて配賦する方法、事業ドメイン数で頭割りする方法など、いろんな方法が
考えられますが、ポイントは実態に即して配賦することになります。
ちなみに今回の事例では、カスタマーサービスや倉庫人員の人件費配賦比率と同じオーダー
処理件数比で配賦しています。
倉庫費用に関しては、保有している在庫品目の事業ドメインにて配賦すると実態に即した
内容となります。その場合、実際は製品の大きさから占有容積を割り出して配賦すると良い
のですが、計算が複雑になるため、在庫金額から計算し、事業ドメイン毎に配賦すると簡単
です。
また、地域への配賦に関しては、各事業ドメインにおける地域毎の売上比率で算出すると
良いと思います。
◆その他の経費に関して
人に紐付く経費(例えば携帯電話費用、出張旅費、通勤費、接待費など)は、人件費の配賦率
と同じ割合で配賦すれば良いでしょう。
それ以外の経費(例えば、製品カタログ、展示会出展費用、広告宣伝費などは、事業ドメイン
に紐付く内容であれば、その事業ドメインに配賦できますが、企業のブランディングに関わる
費用は、単純には配賦できませんので、売上比率で配賦するか間接部門の経費配賦率と
同じ比率を使えば良いでしょう。
今回も長くなってしまいました。本日のブログはここまでにしたいと思います。
では、ホワイトデイの週末を楽しくお過ごし下さい。
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