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2009-04-22

理念と意思決定の関係性とは?

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”5回目の記事になります。
まだ、1回目4回目の記事をお読みでない方は、是非ご覧下さい。

この前、年1回の健康診断がありました。現在の会社(アクシスコンサルティング)へ
転職してから4回目の健康診断になります。この歳になるとメタボ体形になりがち
ですが、私の場合は逆で、4年連続で体重が1キロずつ減ってます!

これ、すごいですよね。しかも、今回驚いたのは、ウエストがなんと5センチも
減ってました!どうりで、最近ズボンがゆるいな~と思ってました。

それ以外の数値も良好(若干、血圧が低めでしたが)で、全然問題ありません。
健康で良かったです。次回のブログでダイエット方法を書きますね、
期待しててください(特にダイエットはしてませんが)。

さて、今回のテーマは、”理念と意思決定の関係性”についてです。

あなたは、意思決定で迷われたことはありますよね?
上位職になればなるほど、難しい意思決定をしなければいけない機会が多いと思います。
そんな時、みなさんは何を基準に意思決定されていますか?(ちょっと考えて見てください)

はい、その通り”経営理念・事業理念”ですね。

ついこの間、こんなことがありました。現在、支援中の某クライアントから、想定していた
料金で継続支援を依頼できなくなったので、かなり値下げしてほしいという依頼が舞い
込んできたのです。

こちらとしては、想定外のこと(何しろ社長自身がOKを出していたので)で、
ちょっとびっくりです。このクライアントの現在の状況は、戦略立案が完了、
その実行フェーズと運用フェーズに入っているところです。

現在、すごい勢いで既存のお客様訪問と新規顧客開拓を進めています
(私も一緒に営業してます)。そんな矢先のできごとでした。
よく聞いてみると、役員会で親会社から指摘があったとのことでした。

このご時世なので役員会でいろんなことを言われているそうです。
特に費用対効果に関して、いろいろと親会社の役員から突っ込みが
入っているとのことでした。

この時点で4月以降の契約を書面にて契約していませんでしたので、
”契約しない”という意思決定も選択肢にありました。
何しろ、こちらにとってはリスクの大きい、かなり不利な条件です。

そこで、クライアントの社長といろいろと相談しました。どうしても固定は増額できない
ので、成功報酬をかなり増やして頂くことで合意に至ったのですが、それでも客観的に
みるとこちらが不利な条件です。

何しろこのご時世で新規顧客を開拓するのは、時間とコストがかかりますので。
でも、私はこの案件を受けるという意思決定をしました。

それは、私が考えた理念に基づいての意思決定となります。”中小・ベンチャー企業の
業績アップをサポートすること”が理念です。でも、事業を継続するために利益も必要です。

今回のケースは、新規顧客開拓で売上が上がれば、弊社も利益が上がります。
でも、新規顧客が開拓できないと、稼働人件費という観点から見た場合、
かなり持ち出しがでてしまいます。

それでも、理念に基づいて考えるとやる意味と価値があると判断しました。
これがもしも”儲けること”が判断基準だと、”契約しない”という
意思決定になったことでしょう。

この意思決定によって、クライアント先の実働部隊の方々のモチベーションが少し上がった
ような気がします。恐らく、彼らの”感情”を少しでも動かせたのではないかと思っています。
実行フェーズでは、実働部隊の方々の”情熱”が結果を左右します。

今後どうなるか注目ですね。

あなたなら、どう判断しますか?自分に置き換えて、考えて見てください。

では、今回はこの辺で。

次回は、”ビジネスマインド”にフォーカスして記事を書きたいと思います。
これも非常に重要なテーマです。理念の次に大切なテーマだと思います。

では、次回も読んで下さいね。

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