こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”75回目の記事になります。
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いよいよ寒くなってきましたね。
日中の最高気温が10度を下回るようになりましたね。
アメリカ駐在中は、NYの隣のNJ州にいたのですが、真冬は氷点下まで気温が下がり、本当に
寒い時は、ハドソン河が凍ったり、自宅の水道管が凍ったりする程の寒さでした。
そのため、最高気温が2~3度ぐらいの日は、温かく感じたものですが、帰国してから早い
ものでもうすぐ5年になりますので、今はすっかり東京の気温に慣れてしまい、寒さを感じ
ます。
昔は、スキーにもよく行っていたのですが(ちなみに準指導員の資格を持ってます)、最近
はすっかり行かなくなってしまいました。雪山よりも南国の方がいいですね。
さて、今回も、中小・ベンチャー企業の採用戦略に関する記事を書きたいと思います。
今回は、71回目の記事に書いた採用ワークフロー(7)「募集媒体、人材紹介会社、
人材派遣会社などに声をかけ、サービス内容を比較検討します」に関する記事を書きたい
と思います。
この記事は、採用する側だけではなく、求職者目線で読んでも参考になると思います。
今回は、正社員もしくは契約社員採用に焦点を絞ってお話します。
求職者の母集団を形成する方法は、以下の通りいろいろあります。
ここでは、その種類と特長を説明したいと思います。
(1)自社WEBサイト
これは、自社のWEBサイトに募集要項を掲載し、自主応募者を募る方法になります。
コストはあまりかからないですね。ただ、応募者多数の場合は、対応するのに時間
がかかりますので、人事採用担当の方が大変かも知れません。
(2)ハローワーク
これもコストはかかりません。昔は、定年退職されたシニアの方が多く応募されるような
イメージを持っていたのですが、最近は状況が変化し、20代・30代の方からの応募も多い
ようです。
私のクライアントで、ハローワークに求人を出してもらいましたが、20代・30代の方の
応募が多かったです。これは、無料なので中小・ベンチャー企業の場合は、試す価値は
あると思います。但し、これも応募者多数の場合は、対応が大変です。
※ちなみにこのクライアントでは、プロジェクトマネージャークラスの人材を最終的に
ハローワーク経由で採用しました。
(3)人材紹介会社
これは、有料サービスになります。人材紹介会社のコンサルタントが人材をスクリーニング、
適性を判断して推薦して頂けるので、効率は非常によくなります。
但し、採用費用として年収の30%~35%かかります。中小・ベンチャー企業にとっては痛い
出費になります。最近では、人材紹介業界もデフレ傾向となり、一律30~50万円という
サービスもあります。
ただ、成功報酬なので、必ず良い人材を紹介して頂けるという保証はありません。
折角契約したのに、全然人材をご紹介頂けないことも多々あります。
また、ヘッドハンティング会社の場合は、必ず人材をリサーチしますが着手金が発生します
(これは、返金されない費用なので、採用に至らない場合は持ち出しになってしまいます)。
(4)人材派遣会社
人材派遣会社では、紹介予定派遣サービスを展開している会社が多いです。紹介予定派遣は
正社員もしくは契約社員採用を前提として一定期間派遣し、お互いの相性を確認しますので
ミスマッチは少ないと思います。
ただ、派遣料金+紹介料が発生しますので、コストは結構かかります。また、幹部社員の採用
となると、人材側が紹介予定派遣を嫌がる(最初から正社員を希望する)傾向があると思います。
(5)自社社員からの紹介
これは、結構有効な方法でコストもあまりかかりませんし、人物面は紹介者が社員なので
安心ですね。ただ、該当人材を見つけるのは、結構大変かも知れません。
(6)WEBの有料募集媒体
リクナビやエンジャパンなど、求人案件を掲載し、応募者を集めるサービスがあります。
これは、掲載料を支払うことになりますので、最悪、結果を伴わないでコストだけ出ていく
可能性はあります。
ただ、この不況で掲載料を安くしている会社もありますので、検討するのも良いかも知れません。
これら以外にも、新聞への広告掲載、ブログやメルマガでの告知などが考えられます。
どのサービスもメリット・デメリットがありますので、自社の実情や予算に応じて最適な
方法をご検討されると良いと思います。
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
明日は祝日で、そのあとはクリスマスが待ってますね。
皆さん、素敵な休日をお過ごしください!
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