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社長
選択と集中・事業再建マニュアル(Vol.2)事業再建の原理原則
- 2010-02-16 (火)
- 事業再建
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
戦略コンサルタントブログ ”気づきのシェア”記念すべき90回目の記事になります!
このブログを始めてから10か月ですが、もうちょっとで100記事の大台に乗りますね。
次は、100記事目指して頑張りますので、みなさん応援宜しくお願いします。
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この前の日曜日はバレンタインデイでしたね。今回は、日曜日だったので、職場での義理
チョコは例年よりも少なかったのでしょうか?
私は、独立して初めてのバレンタインデイだったので、身内以外はもらえないと思っていた
のですが、以前の職場の部下から、宅急便でチョコをもらいました。
わざわざ送ってくれたので、本当にうれしかったです。
あなたのバレンタインデイは如何でしたか?
さて、前回から「事業再建」に関する記事を書いています。
現在のような経済環境では、経営再建や事業再建を
迫られている企業が多いのではないでしょうか?
私は、アメリカ駐在中に事業再建責任者として事業再建を成功させた経験がありますので
そのノウハウを何回かに分けてこの場でシェアしたいと思います。
急いでその内容をお知りになりたい方は、無料冊子「事業再建マニュアル」をダウンロード
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第2回目の内容は、”選択と集中”です。
あなたは、“選択と集中”という言葉をよく耳にされたことがあると思います。
売上が減ると当然粗利益も減り、営業利益も減ります。そうなると打つ手は、
(1)売上を上げる
(2)粗利益を改善する
(3)販売管理費を削減する
ことになります。
今回のケースは外部環境である景気後退が前提となっていますので、短期間で
(1)の売上を上げることは難しく、また、(2)の粗利益を改善する
(顧客に値上げ要求する、売上原価を下げる)ことも難しい状況です。
そうなると(3)の販売管理費を削減することになりますが、その中で一番大きなコスト
である人件費、つまり人員を整理する必要性があります。そうしないと短期間で黒字化
できないからです。
ちなみに、私が経験した事業再建では、18名だった組織を7名まで縮小しています。
そうなると、今までやってきた業務内容を残ったスタッフでカバーすることができなくなります。
そこで、事業ドメイン(事業領域)を選択し、経営資源を集中させる必要があります。
これが“選択と集中”ということになります。
では、どの事業ドメインを選択するのか、この判断が重要になります。
これを間違ってしまうと再建は成功しません。
そこで、どのようなプロセスを経て事業ドメインを選択すれば良いのか説明したいと思いますが
長くなりそうなので、この続きは次回のブログで書きたいと思います。
追伸:事業戦略策定に関する新しい無料レポートをリリースしました。
ITベンチャー社長に分かりやすい「事業戦略策定マニュアル」
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事業再建マニュアル(Vol.1)事業再建の原理原則 ~出血を止める~
- 2010-02-12 (金)
- 事業再建
こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。
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さて、今回から新しいテーマについて記事を書こうと思います。
テーマは、「事業再建」です。
現在のような経済環境では、経営再建や事業再建を
迫られている企業が多いのではないでしょうか?
私は、アメリカ駐在中に事業再建責任者として事業再建を成功させた経験がありますので
そのノウハウを何回かに分けてこの場でシェアしたいと思います。
急いでその内容をお知りになりたい方は、無料冊子「事業再建マニュアル」をダウンロード
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さて、第1回目の内容は、”出血を止める”です。
事業再建で、まず最初にやるべきことは、“出血を止める”ことです。
ビジネスにおける”出血を止める”とは、どういうことかと言いますと、キャッシュアウト
(支出)を止めるということになります。
人間は出血が止まらないと死んでしまいますよね。会社も同じです。会社の血であるキャッシュ
(現金)がショートしてしまうと会社が倒産してしまいます。よく黒字倒産という言葉を耳に
しますが、損益計算書(以後、P/Lと言います)上は黒字でも、キャッシュが底をついてしまう
と終わりです。
信用力のある会社は銀行融資を受けられますが、中小・ベンチャー企業は厳しい状況に追い
込まれます。従いまして、売上減が続く、もしくは回復の見通しが立たない、経済状況悪化
の兆しが見えた場合などは、すぐにキャッシュアウトを最小限にする必要があります。
では、私がアメリカで実際に実施した具体的施策内容について、以下に列挙してみます。
1.目に見える効果が薄いブランディング関係の経費削減
(展示会の出展中止、業界紙への広告掲載中止など)
2.営業成績が悪く、改善が期待できない営業マンの解雇や間接部門でパフォーマンスが
悪いスタッフの解雇(第一次人員整理)
3.パフォーマンスが悪いセールスレップ(成功報酬型の営業マン)の契約解除
4.出張旅費の削減(出張は必要最小限にする)
※アメリカは国土が広く、頻繁に飛行機を使いますので出張旅費が結構かかります。
5.接待交際費の削減(接待は必要最小限にする)
まずは、これらの経費削減をすぐ実行しました。これで、ある程度出血を抑えることが出来ます。
しかしながら、この程度では根本的改善は図れませんので、事業再建計画を立案することになります。
その計画立案方法に関しては、また別途記事を書きますね。
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
社員に危機感を持たせ、行動を変革させる方法とは?
- 2010-01-29 (金)
- マネジメント
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今回は、社員に危機感を持たせ、行動変革を起こし、業績をアップさせる方法に関する
記事を書きたいと思います。
この前、クライアントの社長さんがこんなことを言っていました。
「毎回の打合せで感じていたのですが、どうしても三宅さんのためにやっているという
雰囲気があり、社員に対して非常に不満を感じています。打合せ終了後、はっぱをかけて
いますが、あまり変わりませんね。
今日は、彼らに意見を言ってもらうために、極力話さないようにしてみましたが、
なかなか意見を言わないので、横で聞いていてイライラして来ました。
危機感を持たせるには、どうしたらよいのでしょうか?」
恐らく、いろんな会社で、同じようなことが起こっていると思います。
この質問に対する私なりの回答は、以下の通りです。
◆「上から決められた数字をやるのではなく、自分で数値目標を設定する」ことだと考えます。
⇒グループやビジネスユニット単位のPL(損益計算書)を責任者が自分で作成します。
⇒2種類作成します(コミット:必達する売上と営業利益、ストレッチ:もっと高い目標)。
⇒ストレッチ目標を達成するためのプロセス数値目標を設定します。
⇒この数値の進捗を毎週の営業会議で確認し、達成のための施策を考え、実行、検証します。
⇒この達成度に応じて、人事考課します。
数値の進捗は、週1回のペースで行うと良いと思います。
数字に変化がないとかなりプレッシャーとなり、危機感を持つと思います。
また、月次でグループ単位(もしくはビジネスユニット単位)のPLを見ますので、赤字だと
かなりの危機感になると思います。正常な感覚の人であれば、ボーナスももらえなくて当然
というマインドになるはずです。
この数値目標は、期の初めに設定すると効果的です。
私の場合は、この内容を31歳の頃(アメリカで責任者として事業再建している時代)から
ほぼ毎年経験していますのでかなり鍛えられました。
是非、取り入れると良いと思います。
社員にとっても、確実にスキルアップしますので、非常に良いと思います。
ちなみに、この方法を取り入れたいけど実際にどうすれば良いか分からない
という方は、こちらよりお問合せ下さい。個別に対応致します。
http://strategy-plan.com/inq.html
恐らく、あなたはこんな疑問を持たれたかも知れません。
でも、これは責任者向けの内容なので、チームやビジネスユニットのメンバークラスの人は
どうすれば良いのか?
その質問に対しては、こちらのソリューションがお薦めです
(もちろん、上司である責任者にも有効です)。
それは、オリエスシェアードサービスの「行動変革面談」というサービスです。
前職時代に中国人エンジニアの紹介予定派遣や特定派遣ビジネスを企画し、立ち上げた経験
がありますが、その当時活用したのが、このサービスで活用されている
「Harrison Assesments」というアセスメントツールになります。
こちらのランディングページに詳しい情報が書いてありますので、まずは読んで見て下さい。
⇒ https://svc.rands-co.com/ha_mendan/
では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
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