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2009-08-28

ジョイントベンチャー(続編)・戦略立案ワークフロー・既存事業の梃入れ編(Vol.12)

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こんにちは!
戦略コンサルタントの三宅巧一です。

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さて、今回は前回の続編、ジョイントベンチャーですね。
私のアメリカでの成功実話の続きをあなたへシェアしたいと思います。

ちょっとおさらいすると、アメリカでインターネット直販している会社
(仮にA社としましょう)とのジョイントベンチャーの話になります。

実際、他の製品に関しては、A社と競合関係になるのですが、取扱が決まった製品に関しては
A社はまだ取扱っていませんでしたので、ここは補間関係が成立します。
私の会社が製品を供給し、A社がインターネットを活用して北米全土に
販売するというジョイントベンチャーモデルになります。

ここで、各社のメリットをまとめてみましょう。

私の会社のメリットとデメリット:
まずはメリットですが

◆A社の顧客基盤やイーコマースサイト(ECサイト)を活用して、広大な北米市場に自社製品
を販売することができる。つまり

・営業効率が上がる(営業マンは不要です)
・売上が飛躍的にアップする(億単位の商談になりました)
・自社ブランドで販売してくれるので、ブランド名が北米市場に浸透する
(市場での認知度が上がるので、他の製品も売りやすくなります)

一方デメリットですが

・粗利益が低い(相手に儲けさせる必要があるため)
・契約解除となった場合、大きな売上を失うことになる

しかしながら、メリットの方が大きいと言えると思います。

一方、A社のメリットとしては、製品を安価で仕入れることが出来、高い粗利益を確保できること、
デメリットとしては、ブランドの認知が進んだ際に、契約解除となり独自路線で販売される
リスクがあるということになります。

このように一見競合関係にあっても、うまい形でジョイントベンチャーを展開し、
Win-Winの関係を構築することが可能です。

ちなみにこのA社のサイトを最近のぞいてみたのですが、まだ私がまとめた商談の製品が
販売されていました。きっと成功していることと推測します
(この会社は、売上が伸びないと他社品へ切り替える方針なので)。

あなたのビジネスにおいても、是非ジョイントベンチャーを活用してみて下さい。

なお、この前開講したネット講座
「戦略的ビジネス構築ネット講座シリーズ~既存ビジネスの梃入れ編~」
の第9章でも、ジョイントベンチャーに関して詳しく説明しています。

これとは別の事例を使って、ジョイントベンチャーの展開方法を詳しく説明していますので
是非、受講して下さいね。

第1章は、お試し受講(無料)なので、お気軽に受講して下さい。

では、本日のブログはここまでにしたいと思います。
次回のブログも楽しみにしていて下さい。

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